1月26日は満月でした。
この日の満月はとても明るくて、足元がとてもよく見えたほどでしたね。
この時期にみえる月をウルフムーンと呼ぶそうです。
たしかにオオカミが遠吠えしそうな明るい月でした。
今年に入り、毎朝日の出前に外を歩いています。
本当は走りたいのですが、寒くて走る気にならないのでせめて歩こうというのが理由ですが、このウルフムーンが西へ沈むころに東からは朝日が昇ってきます。
そのバトンタッチが好きで西を見たり東を見たり、端から見られたら変な人かもしれません。
最近、日の出前の空の変化はめまぐるしくて、ピンクになったりオレンジになったり、そして白くなりますから忙しいですね。
空気はキリリとして本当に冷たいですが、一見の価値はあります。
さて、毎朝日の出を見ながら想うことがあります。
世界平和とかスケールの大きいものではないのですが、それはただひとつ。
「今日一日が、良い一日になりますように!」
です。
これは、自分だけが良い一日になってもダメなんです。
まわりの人たちがみな笑顔でいられなくては自分にとっての良い一日ではないんです。
人の悪口や陰口、うわさ話はダメなんです。
ディスったりするのもダメですね。
面白半分で言っているケースが多いと思うのですが、直接言われても陰で言われても、言われた側は傷つきます。
そういうことがなく、皆でよい方へ向かえるように話をすること、コミュニケーションすることが大切なんです。
以前、場を和ませようとして自分をネタにしていたことがありました。
笑いが取れれば和みますよね。
ところがです。
だんだん疲れてきたんです。
だんだんイヤになってきて、それをやめたんです。
理由はカンタンですよね。
ムリしてやっていたのだと思うのですが、それを一番近くで聞いていたのは自分だからです。
毎日毎日聞いていたら、だんだんいわゆる自己肯定感が下がっていったのだと思います。
もうひとつよくなかったのは、自分をネタにしていましたからそれを今度は相手から言われるようになりました。
そうすると、ダブルでダメージになるんですよね。
気付いたときには、疲れていて・・・。
それからスッパリとやめました。
自分に向き合ってみて、「自分はどれだけのことができるのか、役に立てるのか、影響を与えられる発言ができるのか」などなど考えていったら、おもしろいことに気づきました。
案外、できることが多いのではないかと。
もちろん、できないこともたくさんあります。
できることを数えていったら、元気になっていくこともわかりました。
かなりあたりまえのことを遠回りしてやっていますが、そのおかげで自分はどうあるべきか、がわかったのは大きなことでした。
自分はどうあるべきか。
関わるべきこととそうでないことを分ける。
役に立てることは何か。
そんなことを考えてみる機会があったのは本当にラッキーだったと思います。
歳を重ねると悩みごとは減るものだと思っていました。
だんだん楽になると・・・。
若い頃、よく言っていたのは、”年相応の自分になる”ということでした。
しかしながら、いくつになってもその年相応になっていないと感じたんですね。
年相応という偶像、理想像を追っていたから。
そこである時から「自分らしく生きる」ことに切り替えたんです。
そうすると楽ですよね。
上に書いた楽はなりませんが。
悩みごとは尽きません。
でも、自分にどう折り合いをつければいいかは理解できるようになりました。
できないことを無理してやろうとしてもできないものはできない。
それならそれができる人、得意な人にお願いすればいいんです。
なんてことなくサラッとやれる人はいますからね。
以前書きましたが、”ふつう”のレベルが違うんですよね。
ですから、お願いして自分は違うことをやっていく。
そうすれば、ムダな時間を使わなくても済むようになりますから。
人生は悩みごとに時間を費やすほど長くはないんです。
悩んで自分の何かを失うぐらいなら、さっさと手放して自分のやりたいことや進みたい方へ行ったほうがいい!
このことに気づきました。
相手がいる場合、その人を恨んだり憎んだりしてはいけないんです。
それもムダな時間ですからね。
さあ、今日もいい1日にしよう!