2024年1月31日。
今年も先日はじまったと思っていたら、あっという間に最終日になりました。
この1ヶ月は本当にいろいろなことがありました。
世の中では元旦の地震に始まり、喜怒哀楽が毎日のように起きました。
私のプライベートでも毎日のように、笑ったり、泣いたり。
それもどん底のような気持ちになったり、これ以上笑えないというくらいの大笑いまで大忙しでした。
人が生きている期間はせいぜい100年くらいですが、そんな中でもこれほど凝縮された1ヶ月もなかったと本当に思っています。
次の11ヶ月はどんなことが起きるのだろう。今から楽しみです。
自分のことであればどんなことが起きても、その都度方向修正しながら立て直していくのですが、家族を含めて自分以外の人たちがどう考えてどう行動していくのかは想像ができません。
だから不安になるんですよね。
また、一番使って不安になった言葉は”大丈夫”でした。
これは言ったほうも言われたほうも不安になる言葉だなあ、と思いました。
もちろん心から心配して言うわけですが、
「ねえ、大丈夫?」
「うん、大丈夫。」
状況がわからないんですよね。
それだけに不安になります。
そこで思ったことは、違う言葉を使おうということでした。
そうしないと、不安は大きくなってしまいますから。
さて、ずっと変わらない景色の話ですが、こちらです。
北アルプスです。
左手に槍ヶ岳、奥穂高岳、常念岳、右には爺が岳、鹿島槍ヶ岳が見えています。
この景色はずっと昔から変わっていないんです。
人が悩んだり、笑ったりしている姿を眼下に見ながら、そのたたずまいは凛としてそこに在る。
見ているとホッとするのはそのせいでしょうか。
そして同じ景色が夕方になると山の稜線はオレンジ色に染まっていきます。
きれいですよねえ。
この色の変化もきっとずっと変わりません。
細かくいえば、以前はもっときれいだったのでは?
とも思いますが、それでもこれだけきれいなら素直に美しいといいたいですね。
この北アルプスはここから2月上旬にかけて朝日を浴びて真っ赤に染まります。
モルゲンロートです。
あの景色を写真におさめたくて真っ暗な時間に出かけて写真を撮りました。
そのときはイメージした色が出なくて、諦めましたが好きな方は毎日通っていらっしゃるんですよね。
あの赤を一度見たらそうなることもよくわかります。
でも、それもこれもずっとそこに在る山々に魅せられたから。
ずっと見ていたい景色でした。
さあ、今日もいい1日にしよう!