質問です。
①「ああ、失敗したらどうしよう・・・。いつもそうなんだよなあ。」
②「絶対うまくいく、今まではダメだったけど今回は大丈夫!」
唐突でしたが、どちらがうまくいくでしょうか。
当然、②のほうだと思いますよね。
実際のところ、人の思考は「失敗したらどうしよう」と考えがちなのだそうです。
②がうまくいきそうだと思っていても、①で考えがち、ではないでしょうか。
これは防衛反応らしいのですが、要は失敗するイメージを持っていたらそうなったときに対処できるから、というのが理由のようです。
でも、どうでしょう。
うまくいくイメージを強く持っていたほうが、それを実現するための行動を起こしますよね。
自分がよく言っているのは、
「じゃあ、どうする?どうしたらうまくいくかなあ?」
という問いかけです。
おもしろいのは、それでもマイナスの意見を言う人はいます。
この問いかけをした場合、期待しているのはプラスの言葉ですから、そういう言葉、意見を求めて言い方を変えながら何度も聞いていきます。
するとあるところから、メンバーの表情が変わってきてプラスの意見が出始めます。
ここまでは時間がかかるんですが、プラスにまわり始めたらいろいろ口を挟まなくてもよくなるんです。
大切なのはこういうことなんじゃないかな、と思います。
プラスの言葉でそのフロアをいっぱいにしていけば、物事はプラスに回ると思っています。
たまにプラスの言葉があふれすぎて、妄想のようになることがあるほどです。
それは楽しいですね。
そこから、具体的に実現するレベルの話へと落とし込んでいくとうまくいく方法が明確になります。
このとき、半信半疑でもいいから、できるだけ全員が同じイメージをできるように仕向けていくんです。
昔はホワイトボードにバーッと書いていって、それを同じような意見をグルーピングして整理していました。
今はパソコンで打って、それをその場で整理しながらまとめていきます。
やり方はいろいろで、今でもホワイトボードでやることもあります。
大切なのはプラスのイメージをそれだけ共有できるか。
それをしやすい方法を選べばいいんですよね。
離れたところにいるメンバーを巻き込んでやる場合は、パソコンを使うことが多いです。
画面を共有しながらそこで一気にまとめていく。
目の色が変わっていくのを見るのは楽しいですよね。
全員が”うまくいくと信じて取り組めば”、つまづくことはあってもうまくいかないはずはありません。
では、個人の場合はどうでしょうか。
まったく同じです。
右に飛び出したり、左に飛び出したりするのを
「こう考えたらどうだろう?」
といいながら、うまくいくイメージをもってもらう。
どんどん楽しくさせていく、一緒に楽しくしようと精一杯考えていたらうまくいくはずなんです。
大切なのは、疑わないこと。
一瞬でもつまらないことを言って、疑ってしまったら、昇りかけた階段は一気に崩れていきます。
(そういうことを言いがちなメンバー、いますよね。)
そうならないようにせっかく仕事をするなら楽しくなるように進めたいものです。
眉間のしわが消えなくなりましたが、昔からそう考えられるようになっていたら、もうちょっとしわも薄かったかもしれません。
「楽しく生きる。」(できるだけ)
うまくいくと信じて疑わず、モノゴトには取り組んでいきたいですね
さあ、今日もいい1日にしよう!