今日も絶好調!

捨てる神あれば拾う神あり・・・

ある方から聞いた話です。
その会社の中にあるいろいろな職種を渡り歩いていた方がいて、その方は自分が営業だったときにはかなり尖っていて、その月の予算は月初から見えていて、やり切ることが常としていたような方だったそうです。
でも年齢や役職が上がるとともに、角が取れて優しくなったとか。
年下の社員からはいつも笑顔で少々のことでは怒らないのでいろいろ話を聞いていたような方。
面倒見がいいというよりは、笑顔と熱量の人といっていました。

そんな方が担当を任された部署は、定年再雇用社員が8割でさらに部長経験者ばかり。
そんな部署ですから、期待したいのは

「そういう戦略ならこういうのはどうだろう?」

という発案ですよね。
ところがどうやら、会社や戦略に対して批判的な意見を陰で言っていたようです。
陰で言っていたことはいずれ表面化します。
フロアに響くような声で、その方に対して”丁寧に”暴言をぶつけたらしく、それがたびたび重なり、結局メンタルを病んでしまったそうです。
声が出ない、胃薬は欠かせない、頭痛もちでもないのに頭痛に悩まされる・・・。
精神科で薬をもらい、何とか仕事にはいっていたようですが、けがをしたというのとは違い症状の改善が見た目ではわからないので難しいですよね。

暴言をぶつけていた人たちはそれなりの職責を経験してきた方々ということですから、本来であれば縁の下の力持ちとして支援してほしいものです。

そこにみえるものに対しての批判は誰でもできます。
それを具体化し、実現させる、もっと磨き上げるためにどうするかを考えていきたいものです。

この話を聞いたとき、涙が出ました。
その方は、若いころは気に入らないことがあると上司の机をたたいて、意見を言いあっていたとか。
周りはまたやってるよ、と見ながら熱い意見のバトルには影響を受けていて社内がピリッとしていた。
こういうの良いですよね。
まあ、正論のぶつけ合いだったようですから、その元上司の方からはかわいがられていたのだそうです。
いろいろ経験されてきたことで、言われたことにすぐ反論することをしなかったためにまくしたてられてしまった。

聞いた話ですから何とも言えませんが、その方がいい方であれば報われてほしいです。
どうやら今までのポストからは外れる、部長職ではなくなるようです。
拾う神がいてほしい。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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