今日も絶好調!

いろんな大会の温度がわかる、そんなひとつに。

Mt.富士トライアスロン富士河口湖2023の様子がテレビで放送されたようでして、TVer.で配信されていました。
見てみると、よく作られた番組で”あの時”の様子をリアルに思い出しました。
22分の番組ですから、ギュッと凝縮された中身ですから、そう思ってみるわけですが、大会の熱量は伝わってきました。
しいていえば、「トライアスロンの楽しみをもっと伝えてほしい」ということです。
「3種目やるハードなスポーツ」
、ではなく
「大人の借り物競争的な全身を使える楽しいスポーツ」というアプローチがいいですね。
借り物競争、というのは自分がずっと思っている感覚でして、
「次なんだっけ。装備は?」
という感覚が”借り物競争”という言葉になっています。
何も借りないんですけどね。

東京から近くて、リゾート感があって、走りやすい大会。
これが、河口湖のトライアスロンです。
水はきれいとは言い切れないですが、湖ですからこんなもんでしょう、と割り切れます。
もっと泳ぎにくい大会もありますから、それに比べたらぜんぜんきれいです。

さて、いろんな大会の温度がわかる・・・というのは、TV放映されるかどうかもありますが、参加人数の増減もあります。
参加人数が減少している大会っていくつもあります。
そういう大会は、例えば水が汚かったり、バイクコースが荒れていて走りにくかったり、ランコースがハードだったりします。
ある大会では、道が荒れていて落車が頻発したという話を聞きました。
今はSNSで拡散されますから、そういう環境づくりが大切です。
”環境が整わない”ということは市町村の協力を得られるか、また市町村がトライアスロンを通じて町おこしを本気で考えているかどうか、がわかります。
町おこしとは言わないまでも、イベントを通じてSNSを通じて、人を呼ぼうとしているかどうかがわかります。
こういうことの積み重ねで人の流れは大きく変わります。
そういう時代だと思います。

河口湖はトライアスロンをしなくても人の流れはあるし、観光地として有名だし、全然町おこしとは関係ない、だろうと思っていましたが考えてみれば大会時間中は河口湖大橋をクローズにして観光客を迂回させるわけです。
当然、周りは大渋滞していました。
西湖の周遊道路も車の侵入も移動も禁止でしたから、この日はかなり観光に影響があったはずです。
そこまでして大会をするという河口湖町の入れ込みも感じられました。

こういう取り組みが口コミとなり、どんどん波及して新しい人の流れが生まれます。
大会に出た人がリピートで来るというよりも、その人が発信した内容で別の人たちが行くんです。
この効果は侮れませんよね。
人流ってそうやってできるものだと思います。
何でもそうですが、悪評が立ってしまったらそこには好き好んで人は行かないですから。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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