今日も絶好調!

働く、の変化。

この30年だけで見ても世の中は大きく変化していますね。
営業の私は、
「決めるまで帰ってくるな!」
と入社したころはよく言われました。
それがまた普通だったんです。
そう言われるから一生懸命ない知識の中で考えて、先輩からいろいろ教えてもらって、落ち込んだら飲みに行ってまたその先でどうすればうまくいくのか、について聞いていました。
いま考えてみれば、まさにがむしゃらですね。
でもそれくらいやらないと、自分の成長がわからなかったし、本当に売れませんでした。

ある時上司から、この業種だけまわってこい、と指示されてその業種を電話帳で端からコピーしては紙の地図で場所を探して、車に積んでは端から飛び込む。
その業種のことについては、文字通り専門家と言えるくらいになりました。

その後も業種を決めては端からまわることをしていました。
これをやるとどうすれば売れるかもわかるし、業種ごとの社長の癖もわかります。
さらに必ずその業界で横のつながりがありますから、いろいろ聞いていくと紹介をもらうこともあります。
逆に、このソフトを提案するな、と言われたこともあります。
その会社だけが使えるなら、一番になれるから、なんですが。
もちろんそんなわけにはいきませんから、その地区の元締めのところへ行って会合がある時に参加させてもらったりしました。

いろんな業種があり、その中だけで通じるようなルールもあります。
これを知らないと、これもまた商売がうまくいかない。
おもしろいですよね。

そして、今は・・・在宅勤務や直行直帰ができるようになり、働き方を選ぶととても効率が良くなります。移動時間がゼロになるだけでもストレスは減ります。
特にこの暑い夏、寒い冬は効果絶大ですね。
リモートで打合せ、商談ができる点も大きなメリットです。
行かないと話にならないという時代は終わり、今はリモートでテレビ電話のように会話ができます。
それも、出た当初にあったような、画面と声がずれる、ということもだいぶ解消されていますからストレスがないですね。
また、相手の言葉に集中できるので、むしろいい面が多いです。

働くというモデルがいろいろ選べるようになったことで、仕事に対する向き合い方も変わったなあと思います。
昔のような直線的なものではなく、もっと多面的に考えないと他社には勝てない。
車で走り回っているようでは非効率です。
そういうことを突き詰めていくと、どこかでベストが見つかります。
対面でなければできないよね、という方もお客様にはいらっしゃいますが、試しにやってみてはどうですか?といって、試行すると色々見えてきます。

壁を立てるのではなく、可能性を追ってみることにフタをしてはいけないと思います。

さあ、今日もいい1日にしよう!

-今日も絶好調!