今日も絶好調!

人は慣れてしまう生き物。

「たくさんお金があっても、慣れてしまうからいくらあっても全然足りないと感じるのが人だよ。」

これは以前聞いた話ですが、結構身近なところでも聞くようになりました。
それは定年。
60歳になり再雇用になった瞬間、給料が激減するわけですがそれまでの生活スタイルではとてもやっていけなくなるという話です。

人はその環境に慣れてしまう生き物なので、居心地が良ければ”もっといい環境に”と言うようになります。もちろんそれが悪いわけではありません。
ただ、今恵まれているということをよく理解してからものを言わないと間違いが起きます。

「もっと給料を上げてくれ!」
「もっと休みが欲しい!」

それはいくらくらい?
休みはどれくらいあればいいの?
これは人によって違いますからね。
さらに、それを求めるなら自分はどんなことをするのか。
クレクレだけではだめで、これをやってこれだけ貢献するから”これだけくれ!”が正しい順番です。
これを逆にしたらあっという間に会社がおかしくなります。

今の時代は若者の働くことに対する考え方がだいぶ変わっているので、それも考えていかないと人材確保というのが難しいんですよね。
ワークライフバランス、残業拒否、生活重視、・・・有給休暇も権利なのだから自由にとれることがあたりまえ。
これは、若者がテレビで言ってましたね。
さてさて、経営者にとっては頭が痛いです。
その日暮しではなく、自分のキャリアをどう作っていくのか、存在意義は何か、どうすれば自分のスキルが上がるのか。
そういう視点が必要だと思います。

今いる環境があたりまえだと思ってしまうと、ちょっと間違いの元なんですけどね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

-今日も絶好調!