あたりまえの話ですが、いろんな意見があるなあ、と日々勉強させていただいています。
会社で従業員満足度調査というのをやっている企業があると先日テレビで見ました。
このデータを見るとき、きっといろんな意見があるので精神的に大変だろうなあと思います。
私は満足度調査ではないのですが、そういうアンケートを見ただけでも具合が悪くなりそうです(笑)
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンというものがありますが、広く意見を欲しければ後者ですよね。
前者は、ある程度絞り込まれた内容であればいいのですが、そうでなければ誘導する格好になってしまいます。目的にもよりますが。
後者でとったアンケートは、本当に多種多様でした。
ただ、あまりにも率直すぎる意見は一人で見ているとだんだん具合が悪くなります。
「この意見の背景は何だろう。」
「どういうことからこの意見になったんだろう」
そんなことを考えていたら、思考停止になりました(笑)
そのデータを見ていて思ったのは、どんなに相手のことを考えて発言しても、その人には届かないこともある。そして、むしろ煙たがれることもあるんだということです。
余計なお世話ということですね。
ただ、いいとこ取りをしてしまったら、やっぱりこういう意見は取り上げられないんだな、ということにもなります。
すべてのアンケートの回答には答えてくれた人の意思があり、回答するために時間をかけてくれています。これが尊いですよね。
だからこそ、ていねいに回答しなくてはならないと思うんです。
ある人は、「そんなの方向性がみえたら、それで企画すればいいじゃん」と言っていましたが、それも一理ありますよね。
でも、考えたんです。
もし満足度調査をもしやったら、この人のように方向性だけで決めたら、採用されなかったそれ以外の意見の人は、
「あ～あ、やっぱりな、時間の無駄だったわ。」
となるんではないかと。
あらかじめ多数意見で決めますよ、とうたっていればそれはそれでいいと思いますが、丁寧に答えたい。
悩ましいです。病気にならないようにしよう。
さあ、今日もいい１日にしよう！