今日も絶好調!

隣の芝は青く見える・・・んですよね。

毎日納期に迫られて大変なのに、なんで手を貸してくれないんだろう!
こんな難しい見積依頼が来たって、自分にはわからない!
ああ、もっと自分のペースで仕事ができたらいいのになあ・・・。

不満を抱えている人がいました。
そこへ、

「ちょっと忙しいから手伝ってくれないかな。あなたのスキルがあれば絶対にすぐ覚えられるし、いつもの感じで仕事してくれたらいいから。給料も今と同じだけ出すよ。」

と、友人からの誘いがあったらどうするでしょうか。
本人は上のような不満をもっていて、上司にも相談していた。
その時、会社は将来のためにいろいろな変革しようとしていて動き出すタイミングだった。
でも、それを話してもすぐに目には見えないから不満は解消されない。
当然、上のような不満を持っていて、”今までさんざん言ってきたけど変わらなかった”ことから、いいタイミングで来た話に乗ったんです。
残念ながら何度も引き留めたんですが、辞めていったんです・・・。

で、どうなったか。
あるとき、連絡が来ました。

 「もう一度働かせてほしい・・・。」

ところが、どうやら辞めるときにさんざん悪態をついたようで、そのこともあって残念ながらその申し出は受け入れられませんでした。
正社員を辞めて他へ移って・・・のことですから、よほど何かあったのでしょう。
今の環境と比較するとき、特に不満をもっているときには隣の庭を見ないほうがいいと思うんです。
いいところだけが見えますからね。
「青いなあ!」と。

自分に夢があって、それを実現するためにやめていく人がいます。
これは、明確な光があってそれをめざしていきますから、足を引っ張られることはありません。
あ、NHKのサラメシでそういう人がいましたね。
稼げるようになるまでに10年かかって、その間にお金のことでもめて離婚してしまったって言ってました(泣)

自分の強い意志があって、揺るがないのであれば自分の人生ですからやるべきです。
でも、そうでなければ、やめて別の仕事をするというのは悪いスパイラルにハマるかもしれません。
そういう人たちの話も数々聞いてきました。

「自分にはスキルがあるからどこででも仕事ができる、もっと高い給料をもらえるはずだ!もっと高く雇ってくれる所へ行くんだ!」

それは幻想で、”今の会社だから”そう思えるのかもしれません。
何とも言えませんが、まずは自分のスキルを過大評価せずに、じっくり考えたほうがいいですね。
この事例は、本当に残念で仕方ないんです。

自分で何かを起業するのではなく、どこかに勤めるならば、自分の居心地の良い居場所がどこにでもあるとは限らない。
今の環境をよくすることのほうが簡単かもしれないし、将来のためになるかもしれない。

さあ、今日もいい1日にしよう!

-今日も絶好調!