昨日のラジオでテーマにしていました。
そう思っていない人たちのほうが多かったので良かったのですが、それでも半数近くの人はそう思っているという回答でした。
もちろん、内容についてはいろいろな捉え方があるのではい・いいえだけではわからないですね。
我慢する場面もありますが、もちろん前向きに取り組むことで気づいたら自分のスキルが上がっていたとか自分の得意なことが見えた、なんてこともあります。
なんでもその気になって(我慢して)前向きに取り組んでみると、プラスになることはあります。
マイナスなところに焦点を当てると、まあ「仕事なんてやってられるか!」となりますよね。
趣味と仕事は違うという話はよく聞きますが、そのとおりだと思います。
趣味ならいつでもやめられますが、お金をいただく仕事は責任が伴いますからやめられません。
お金をいただいたらそれに見合う価値を提供するからそれが信用として積み重なっていくものだと思います。
そういう意味でも技術料金のようなものは値切ってはいけないと思いますね。
逆に言えば安くしてもらうならやってもらうことを減らすしかない。
仕事になった時点で、その重みは全く違うものになるという点では言うまでもなくスポーツも同じです。
先日、ジロ・デ・イタリアという21日間、1日200km前後を走るレースが終わりましたが、これは過酷だなあといつもリスペクトしながら見ています。
平坦なところばかりではなくて、山坂を登り20%勾配なんていうところも出てきます。
それも200km山坂を登ってきて最後が山頂でゴール。
さらに、気温は10℃以下で雨が降っている。
これ、趣味ならできません。
「あ~、天気悪いから今日はやめよう」
ですよね。
仕事としてお金をもらい、チームのメンバーとして役割を与えられて走るわけです。
「あ~だめだ~」
と言った時点でチームの歯車が狂います。
プロですよね。
日本人でずっと完走している新城幸也というすごい選手がいますが、36歳になってこのレースできっちり仕事を果たしています。
今の仕事がつらいと言ってやめることは簡単です。
では、自分の強みや弱み、世の中の変化に自分ができることはなにか。
そういう事をいろいろ考えてみて、積み重ねた信用はなぜ積み上がったのか、なども考えて新しいことをやるのが大切だなあと、最近しみじみと思います。
お金をもらうということは簡単なことではない。
でも、お客様から感謝される仕事をすれば、お客様は喜んでお金を払ってくれる。
さあ、今日もいい1日にしよう!