先日、Twitterの書き込みにこういう内容のものがありました。
「病気で輸血してもらい、自分の命が救われた。だから今度は自分が役に立つ番だと思い、献血に行ったら『あなたは献血できない』と言われてしまい、ショックで泣きました。」
そうなんですよね、ケガや病気をして他人の血液を輸血された人は献血ができないんです。
これは問診の時にこと細かにかいてあるうちのひとつです。
それ以外にも海外渡航歴がないか、こんな病気になったことはないか、とたくさんの項目があります。
その項目がクリアできても、口内炎や切り傷があったりしてもダメだし、血液の比重が足りなくてもダメ。
つい先日、隣でそういう方がいました。
「今までこの検査で低いと言われたことはないんだ。どうして今日は低いんだろう?」
その方はとても残念がっていましたが、こればかりは決まりだから問診をされた医師の方もなだめていましたがどうにもできないんですよね。
献血はできることがあたりまえではなく、そういうことをクリアした方ができるもの。
幸い自分は一度白血球の値が異常値で協力できなかったことがありましたが、それ以外は献血できています。
※異常値=ハードにロードバイクで走った午後に行ったら白血球が増えすぎていました。
ただ、献血に行くことがなんとなく偽善者っぽく聞こえてイヤなんです。
自分の場合は、ベッドの上で1時間ほど本を読めて、好きなものを自由に飲めて、一日経つと血液検査の結果が届くという、何とありがたいことかという感謝の気持ちです。
それで人の役に立てるなんて、そんなうれしいことはありません。
だから「人の役に立つんだ!」という崇高な心ではないんですよね。すみません。
女優の友寄 蓮さんは白血病になり、献血の血液に救われたとおっしゃっています。
その経験があるので献血してくれる人に増えてほしいと願っている方です。
でも実際、先に書いた通り、献血したくてもできない方がいる。
そうだったらできる人が行ったらいいんですよね、本をもって献血ルームへ。
たくさん置いてあるマンガ本も読み放題です。アプリでも読めるし。
行く理由がどんな理由でもいいから増えてほしいなあと思います。
最近うれしいのは若い方が増えていることですが、友達を誘って行っているようで学校の名前を聞かれているようですが、割と平均しているようです。
さらに、学校帰りに行っている子たちもいるようでとてもいいことだなあと思います。
ただ、18歳にならないと400mlとか成分献血ができないので、それが残念ですね。
そういうわけで自分の動機は、”本をもって読みに行く場所”ですがそれで役に立てるなら行きたいなと思うわけです。
体調チェックできるし。
そんなことを考えながら、90回になりました。
今年中に100回は行きますね。
念願の大台です。
さあ、今日もいい1日にしよう!