今日も絶好調!

そうだ、献血に行こう!

「生涯のうちで献血されない方のほうが圧倒的に多いんです」

あるところでそんなことを聞きました。
献血する人は、人口のうち10%とか。

本当にそうなの???

ちょっと詳しく調べてみました。
すると、ちょっと違うんです。
生涯で献血をしたことのある人の割合は63%。6割を超えているようです。
でも、1年間の献血可能人口の献血率は5.5~6.0%。
さらに、40代の比率が27%、50代が30%・・・んっ?
複数回献血している人の数を見ると・・・おやおや?
で、このままいくとどうなるか。

平成25年の献血率(献血可能人口の献血率6.0%)のまま少子高齢化が進展すると、必要献血者数がピークを迎える平成39年(2027年)には約85万人の献血者が不足することが示されました。

という文言が出てきました。
献血には年齢制限がありますからね。若すぎても高齢でもダメ。

日本赤十字のデータはこちら。
https://www.jrc.or.jp/donation/blood/data/

献血ルームへ行くと確かに若者はいなくて、おじさん達ばかり。
あ、自分もですが。

”これってヤバくないか?”

そう思って聞いてみたら、

「そうなんですよ、だから会社の若い人とか子供さんに声をかけてください!」

って、切実な話をされました。
あと4年後に突然血液が足りなくなるなんてことはないわけで・・・と思っていたら、隣で献血を終えた男性のところに係の人が来て、

「ぜひ定期的な献血をお願いします。この血液型の方は貴重なんです!」

と言っていました。でも、男性はちょっと引き気味。
AB型のRH(ー)だったのかな?、と思いながら深刻さを感じました。

海外からの血液製剤を使うことに抵抗感のある人は多いはず。
でも、国内のものでまかなえなくなったら使わないわけにはいかない。
血液は人工のものよりも、人から採取したもので作らないと安全性が担保されない。
それもできることなら国産に限る。
そんなことを考えながら、献血にはできるだけ行こうと改めて思いました。
タダでできる社会貢献です。駐車券ももらえるからガソリン代がとか言わなきゃタダです。
さらに、自分がやっているのは血漿か血小板だから体への負担も少ない。
2週間に1度できるので、空き時間で予約しておいて行っています。
これだけ行っていると顔を覚えられていて、今日は

「この時間にみえるの珍しいですね。」

と言われました。
その看護師の方に採血してもらったことはないんですが、さすがに覚えられていました。
まあ、そりゃそうか。
というか、よく見れば過去に見たことのある人たちがちらほら。
2週に1度行けばそうなります。

献血を20代に複数回やったことのある人が、あるときにやらなくなって、でもまた再開する比率が高いのだとか。
自分もまったくそんな1人です。なるほどねえ。

血漿は、冷凍保存すると1年間保存できるそうです。その間に使う。
でも、血小板は4日しか持たない。
埼玉まで運んで加工する。
土日に献血する人が多いんですが、金曜日に必要だと言われると足りないということ・・・。
これから高齢化していく日本は、圧倒的な血液不足になるわけです。
仮に人工血液が流通するようになったとして、それが体内で壊れたときの回収、排出がまだまだ安全ではないという話もあります。
これは切実ですよね。

もし献血してもいいかな、と思う方はぜひ献血ルームへ。
日時の予約ができて、今は問診もスマホで事前にやることができるから本当に便利になってます。
お菓子と飲み物は飲み放題。
さらにマンガ本や雑誌は読み放題です。
Free Wi-fiでマンガ本を読めるサービスもあります。
400ml献血なら20分くらいでしょう。血漿、血小板は1時間くらいです。
ベッドごとにテレビもあります。
あっという間に終わります。
時間があったら、

「そうだ、献血に行こう!」と行ってみてはどうでしょうか。

さあ、今日もいい1日にする!

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