謙虚と謙遜の違いについて福山雅治さんがラジオで言っていました。
言われてみればそうだなあと思い、またあの時の立ち振る舞い、もの言いがよくなかったといくつか思い当たりました。
「謙虚でいることと謙遜するということは違いますよね。
謙虚は、自分の思っていることを控えめに受け止めたり、表現すること。
謙遜は、思ってもいないことを控えめなようにものを言うこと、でこれは気を付けないとよくない。
謙遜しすぎると周りにいる人に失礼になったりいやみになったりする。
「普通にやってきたら、たまたまうまくいったんですよ。」これでは周りを殺してしまう。
自分もそれまでものすごく努力していて結果につながった場合、他のライバルだって同じように、あるいはもっと努力してきたかもしれないから、言葉には気を付けたほうがいい。」という内容でした。
結果を踏まえて
「自分のやってきたことは間違っていなかったという確信に変わりました。」とか
「応援してくれたり指導していただいたおかげで結果につながりました」というように他者を立てることが大切ですよね。
さらに、
「自分のやってきたことで周りも含めてよくなっていったのなら、やはり自信をもってやってきてよかった。このみんなで勝ち取ることができました」という言い方をすれば周りを立てることができる。
ほめられ下手の自分は、つい「たまたまですよ、運が良かっただけです」とか言いがちです。
「速いねえ」とか言われるとつい
「風が味方をしてくれました」とか言ってしまいがちですが、それって相手も同じ条件だから取り方によったらいやみになる。
素直に
「今日は声援のおかげで走れました!」
とか言えばいいんですよね。
それと同時にそれだけの練習をしてきたとか努力しているなら、自分をほめてやらないと自分が可哀そうです。
自分の言葉を一番近くで聴いているのは自分自身ですからね。
ほめてやらないと「自分はダメ人間だ」と刷り込まれてしまう。
これは最悪です。
自分のやっていることの理由を考えて、意味を持たせて自分に自信を持って取り組むことは大切です。
それに自分の弱いところを強くするという戦略と強いところをさらに伸ばすという戦略もあります。
これは仕事でも趣味でも同じです。
何を伸ばせばいいのか。
もっといえば、かのベッケンバウアー氏の言葉で
「勝ったチームが強いんだ、強いチームが勝つのではない。」
という言葉がありますが、こういうことだと思います。
※会社ではそれを何とかするようにと課されているのですが・・・。
勝つための戦略を考える。
常に謙虚で淡々と事に当たる。
時に冷たいように見えても、ヘラヘラしているよりはぜんぜんいい。
みなにいい顔をするようではだめですね。
さあ、今日もきっといい1日にする!