1986年から始まり、今年はなんと３２回めになるそうです。
https://norikura-hc.com/
いやあ懐かしいです。
自分がこの大会に参加していたころは、
”全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍”
という名前でした。
およそ”サイクリング”というにはほど遠い厳しいレースです。
コースはこちら！
https://norikura-hc.com/course
スタート地点が１,４００m。ゴールは２,８００m、距離が２２㎞というのがその当時の売りでした。
実際には、獲得標高１,２６０m、ゴールは２,７２０ｍ、距離２０.６㎞、というのが現在公表されているものです。
当時のトップ選手が５５分で上っていましたが、今もあまり変わっていないです。
この３０年では大きく変わっていない・・・つまりこれ以上は速く走れない、ということですね。
それにしても、２０㎞先まで行くのに１時間かかっていない。
いつも思いますが、速すぎです。
上に行けば行くほど道の勾配もさることながら、酸素も薄くなります。
呼吸してもしても入ってこない感じはきついです。
ある年の８月上旬に肺の手術をして、この大会を応援するために車で山頂へ回り込んだんです。
車の中でも息苦しかったんですが、降りたときに酸素が薄いことを実感しました。
動こうとすると息が切れて動けないんです。
肺の機能低下で、酸素の取り込みが悪かったんです。
実感として、
「本当に山の上は酸素が薄いんですよね。」
その翌年からまたこの大会に出ていました。
あの景色が好きでしたねえ。
自分は９５年から２０回くらい出ていました。
でも結局、いくら上ってみても速くはならないし、そんな自分に飽きてしまったんですね。
山はこの大会が終わると一気に秋めいてきます。
この日曜日もたぶん下りは寒かったんじゃないかな。
８月１０日に上りに行って、下りが寒くてガタガタ震えながら下りてきたことがあります。
山の気候はどうなるかわかりません。
９月の乗鞍は、ナナカマドが真っ赤に色づいて、紅葉で山は黄色が中心になりこの景色も最高なんですよね。
また行きたくなってきました。
さあ、今日もきっといい１日になる！