今日も絶好調!

旧友の話。

家業を継ぐ為に会社を辞めた友人がいます。

「今のままではうちの経営が危ない」と家に戻ったのですが、自分から見れば”今が絶好のチャンスにしか見えない”、そんな話をしました。

商売はずっと続けている企業や人を見ていて、はたから見ればなんか変だなあ、とか無駄だなあ、とか時にはこうやればもっと売上上がるんじゃない?なんてことがみえたりします。
これはその環境にいないから、見えるんですよね。

その友人はつい半年前まで同じところにいましたから、会話・言葉が通じます。
一般的な話からたとえ話までいろいろありますが、どれももっとこうしたら・・・とかこういうのはどう考えるの?のような話を聞きました。

出た結論は、「自分の会社のSWOT分析をせよ!でした。
自分から見れば、市場を握れる大チャンスなのに、そういう動き方をしていないように見えました。
旧来のビジネスモデルのまま。
これは”退化”です。
現状維持も退化です。
だから、
自分の会社を客観的に見て、強み、弱み、脅威(ピンチ)、機会(チャンス)に分けます。
この作業だけでも、自社のことがよくわかります。
次にやるのは、脅威を自社の強みで補う。
これを書き出します。
正解はないので何を書いてもかまいません。
さて、SWOT分析をすれば課題が明確になりますから通常の商売の時、こちらとしてみればお役に立てるところが増えるというものです。
中小企業で会社の長老のような人がいると、なかなか新しいことに着手できない、ということがありますよね。
これも今の時代、大きな問題です。

また過去の成功体験は、邪魔になることあります。
むかしの経験でこれからは乗り切れない時代、です。
だから今の戦略は”いま考える”のが筋だと思います。
友人のところでそんな手伝いができたら、また報告できることが増えたらいいなと思います。

さて、このSWOT分析。
自分自身に対してやったことのある人はどれくらいいるのでしょう?
自分の弱みをたくさん書ける人は多いと思います。
では、強みは?
同じようにたくさん書いていきます。
得意技がわかるのが一番望ましいんですが・・・。ひねり出していきましょう。
例えば、上司や後輩に言われたこと。
これを書き出したら、脅威を強みでカバーしてみる。
強みで機会をものにするには?

楽しいですよねえ。

さあ、今日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!