今日も絶好調!

”あたりまえ”の基準がみんな違う話。

今日こんなことがありました。

「そんなのあたりまえでしょう。なんでわからないかなあ。」

これは、ふと電話している人の声がとある高速道路サービスエリアで聞こえてきた話です。
電話の主は自分の声があたりに響き渡っていることに気づいていないようでした。

この”あたりまえ”という言葉はとても危険だなあと自分では思っています。
自分もよく先輩からこの言葉で怒られました。

「こんなあたりまえのこともできないようじゃ全然使えない!よく考えろ!」

この言葉を今使うとパワハラになりますよね。
そう、あたりまえという言葉は、あたりまえではないんです。
何を基準に”あたりまえ”という言葉を使うかといえば、全て自分を軸に考えたことなんですよね。
自分はこれが基準。
だからここから外れたら、それは(その人にとって)あたりまえではなくなる、ということ。

でも、待ってください。
その自分の基準が他の人や他の会社やもっといえば世間一般とずれていないか、いやいや今のY・Z世代とずれていないか。
これを考えると冷静になります。
デジタルネイティブ世代といわれるZ世代は人の話を黙って聞いてますけど、実は「そんなの知ってるよ」ってことありますからね。
なぜかって彼らの情報源は膨大で、何よりも「速い!」

こういうことからしても、自分のあたりまえを疑わないといけないと思っています。

仕事の話でいえば、「昨日の常識は今日の非常識になるかもしれない」とずっと言ってきました。
これだけ流れのはやい世の中であたりまえなんてないんです。特にICTの世界にいるので顕著です。
クラウドストレージはどこに保存されているかわからないから信用できないと言われてきました。
でも今はどうでしょう。
どの企業も何かしらのクラウドストレージを使っています。
アメリカのCIAの情報がAWS(Amazon Web Service)に預けられている話は有名です。
それは、データが消える心配が低いから、です。
絶対はありません。あくまでも可能性です。

この3年で世の中は激変していますから、なおさらいろいろな基準は変化しています。

あたりまえ・・・以前は先輩が言うから「そうなんだなあ。」と聞いていましたが、今はなんとなく気持ち悪い言葉です。

さあ、今日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!