こんなタイトルの本がありましたね。
それ自体は全く異論がありません。
自分が何をしたいのか、どうしたいのか、できるのか、そんなことが時折頭の中をぐるぐるしますよね。
これは年齢にかかわらず、あるんだろうなあ。
この3年で世の中は激変しました。
さらに、この30年で日本は安い国になりました。
昨日池上彰さんがTVで解説していました。
自分が経済学を勉強していた時、まさにバブルの頃ですが「日本ではデフレは起きない」と言われていました。
起きましたねえ。
日本人は、「良いものを安く」をめざすがあまり、原価を切り詰め人件費を上げず、技術力を上げることでここまでの国になったと思います。
よいことですよね。
ただ・・・。
昨日のTVで言っていたこと。
「アメリカのランチは3,000円するよ」
「日本のランチはワンコインですよ」
「お腹壊さない?!」
衝撃でした。
確かにここ何年も所得は上がりません。
競合は激しく、価格競争ばかり。
企業も安く安くいろいろなモノを導入しようとします。
でも、大丈夫でしょうか。
逆行しているように感じてしまいました。
マクドナルドでさえ、日本で390円のビッグマックが倍以上出さないと買えないとか。
セットにすると2,000円とか。
でもこれ、高いんじゃないんです。
この感覚のずれが大きいと思いませんか。
人件費、光熱費、原材料・・・。
特に人件費は上げて、その分還元しなければ、税金だって納められない。
諸外国は気が付いていたんです。
正しい経済の回し方を・・・たぶん。
今の世の中になった経緯を自分たちは知っています。
今からどうすれば諸外国のようになるかはわかりませんが、少しづつでも変えていかないと日本人の人口は減り続けて絶えてしまう。
外国人の皆さんに働いてもらわないともうすでに経済が怪しいです。
身の回りでもそういうことが起き始めているので危機感ばかりです。
一番いけないのは、そう言っている自分に解決策が思いつかないことですね。
情けない。
ただ、世の中全体でそのことに気づいて変えないと変わらないですね。
あまりにも情報から遠のいているのか、はたまた知ろうとしていないのか。
自分は知ろうとしていなかった・・・というか関心がありませんでしたから反省しています。
さあ、今日もきっといい1日になる!