有名なアドラーの言葉に、
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
という言葉があります。
それくらい昔から人は”人との関係”で悩んできたんですね。
もっとも、相手がいたらその人と１００％意見が合うなんてことはありませんからね。
どこで妥協するか、それとも説きふせるか、折れるか・・・。
いろいろですね。
アドラーがすべての悩みとまで言っていますから、根深いですよね。
「自分の息子があの人の言っていることは理解できない。間違っている」と言っているのを聞きながら、正論だけじゃ渡っていけないんだよな、と思っている自分に気づきました。
相手に〇×を付けるのは簡単です。
でもそれでは回っていかないですから、先ほどの合意点を探したりするんですよね。
会社にいると毎日いろんなことが起きますが、ヒトという生き物は厄介で話しかけないだけで不満を持たれていきなり怒られることだってあります。
例えば、先週意見が欲しいとメールしたまま、こちらから話しかけなかった場合。
相手の受け取り方によっては、
「意見を求めておきながら放置かよ？！」
という人もいます。
取り方はいろいろですからね。
メールや電話というのは厄介で、相手の精神状態（大げさですが）によって受け取り方が真逆になったりもします。
以前あったのは、こちらが最大限気をつかったメールを送ったんですが怒られました。
内容は、協力いただいたことに対するお礼でした。
たまたまその方が忙しい時に送ったようで、明らかにとばっちりでした。
電話に至っては完全に”暴力”だと思っていますから、本当に気をつかいます。
それぐらいでちょうどいいと思うんです。
相手が何をしているかわかりませんからね。
言うまでもなく、この世は人と人とのコミュニケーションで成り立っています。
ふと気づけば、自分が読んでいるビジネス書や参考にしている本は人間関係によるものがいかに多いことか・・・。
そういうことなんですよね。
さあ、今日もきっといい１日になる！