自分が大人になってから、本気で自転車(ロードバイク、以下バイク)に乗り始めたのは27歳の頃です。
その頃に考えていたのは「ひとりで一生できるスポーツはないか」でした。
会社には野球部があったり、ゴルフ好きがいたりしましたが、どれも一人で楽しむというものではなかったし、気を遣いながら休日を過ごすのはどうしてもいやだったんです。
昔からどういうところがあって、いわゆる仲間とつるむのがあまり好きではなかったんです。
スポーツについては気ままにできるものがいいと思っていました。
ランニングを始めてみたものの三日坊主でなかなか続かなくてあきらめていました。
バイクは親戚から誘われたこともあり、乗り始めると以前から乗っている人たちと走ることが増えました。
すると、いろんなことを教えてもらうことができたんです。
仕事に関係ない方々でしたから利害関係もないためズバズバ本音が飛び交う。
これは刺激的でした。
どんどんはまり込みまして今に至りますが、その間に一緒に走る人たちがこれもどんどん変わっていきまして、不思議とその時々に必要と思われるアドバイスをもらえる人たちが現れるんです。
「恵まれてるなあ」
とつくづく感じます。
反面教師で教えてもらえることもたくさんあります。
会社で学ぶことだけでは人生は時間が足りないんです。
こういう付き合いは大切です。
登山をやる人からも教わりました。
何人かで登る時、「和を乱す人がいると山は苦行になる」、と。
長いですからね。
そんな時は、どうするのか聞きましたが、
大勢の意見を聞くというよりは、「安全重視なので、その軸で話す、それ以外は考えない」らしいです。
そうですよね、行く場所によったら危険で命に関わりますからね。
バイクも2列で走る人がいますが危険です。
ただ、これも前後の安全が確保できていれば、ダメではないと思います。
ところが車が来るのに2列で走る人、後ろから車が来ることを伝える(叫ぶ)んですが、無視される場合こういう人たちとは走りません。
いろいろなリスクがついて回ります。
最近は幅寄せしてくる車も多いし、今日はかぶせこまれてぶつかりそうになりました。
これだけ邪魔者扱いされるので、せめて整然と走りたいものです。
さて、バイクは今までに始めた人、やめてしまった人、いろんな人との出会いがありました。
そのたびにいろいろ学べています。
こういう趣味を何でもいいから持ったほうがいいと思います。
仕事で疲れた頭を切り替えるにはスポーツがいいと脳科学でも証明されているそうです。
さあ、今日もきっといい1日になる!