一本の電話がかかってきて、「脳梗塞で倒れたから、救急車で病院に運ばれた」と言われました。
一瞬、”何の冗談?”と思いました。
この前会ったときは元気だった。
耳が遠くて、会話になりにくいんだけどそれでもコミュニケーションは取れた。
ただ年齢が85を過ぎているから、いつ何が起きてもおかしくないと思ってました。
脳梗塞・・・。
心筋梗塞の人は、早く病院へ行ってカテーテルを入れて血管を拡げることで、その後は普通の生活ができている人も多いと手術した方に聞きました。
ただ、脳梗塞の場合同じような手術ができないので、薬剤を投与して詰まっている血液を溶かすんですね。
何かで聞いていましたが、まさかそれを目の当たりにするとは・・・。
いつなんどき、そういうことが起きるかわからない。
家には
「一日一生」
と書かれた色紙が飾ってあります。
そんな気持ちで生きていたとしても、何歳になっていてもやり足りないことは山のようにあるはず。
そう思うと何ともやりきれません。
さらに、今は新型コロナの真っただ中。
緊急事態だったので一度は病室近くまでは入れましたが、以降は入れないと言われています。
病院内での感染があってはならない。
そこにいる人たちは、自分たちと違い、体の免疫力が著しく低下していたりするんですよね。
医師や看護師の皆さんには本当に感謝しかありません。
どんな患者でも受け入れる。
自分ができるかと聞かれたら、ハイとは言えません。
言葉が浅いですが、素晴らしいと思います。
文字通り、”命がけ”ですからね。
今日を、今を精一杯生きること。
あらためてそのことの大切さを感じました。
生き急ぐ、って?
いいんじゃないですか?
やりたいことをやれるのは”残りの人生の中で一番若い”今しかないと考えれば。
今やりたいことをやる。
ボーっとしてたらもったいないです。
さあ、今日もきっといい1日になる!