「世の中、面倒くさいからお金になる。」
そんなことを考えたことありますか?
例えば接客業。ホテルの仕事はその頂点みたいなものでしょうか。
それから、製造業。モノ作りはイチから考え、形にするまでには何度もやり直したりしながら時間をかけていますよね。
自分で摂る食事はどうでしょうか。
例えば焼肉。
食材の買い出し、炭の火おこし、この準備には時間がかかりますよね。そしてギトギトになった鉄板や網の片付けがある。
おいしい所だけ食べようと思えば、お店に行って、その手間賃を払う。
時間や手間をお金で払うわけですね。
特殊技能や資格にお金を払うということもありますよね。
さて、この世の中で面倒じゃないことってあるでしょうか。
もちろんそれを面倒と思うかどうかは別問題です。
時間をかけてもお金に変わらないことだってあります。
商品なら売れるかどうかわからないし、どれだけ時間をかけていいものを作っても、買い手がいないかもしれない。
売れないと困るから売れるように仕掛ける。
自分は営業だから、その苦しみもわかります。
いいものだからって売れるものじゃない。
売れるんじゃなくて、売るんですよね。
これがなかなか大変です。
言葉は違いますが「めんどう」なことをいろいろやるわけです。
チラシを作ったり、キャンペーンをしたり、広告を打ったり、そうしてようやく売れていく。
営業の方法はいろいろあります。
メディアにのせて、一気に知名度を上げる、どれだけいいものか宣伝する。
化粧品などはこういうやり方ですね。
これも商品企画からモノ作り、パッケージデザインやCMの打ち方、コンセプト、キャッチコピーから打ち出し方の検討・・・手間がかかりますねえ。
商売に手抜きはありえません。
そういうステップ、プロセスを踏んでようやく売れていく。
”めんどうな”ことをしない商売は存在しないと思います。
あるとしたら、それを楽しんでいるからめんどうに感じないってことはあるかもしれませんね。
さあ、今日もきっといい1日になる!