「弱みを克服して、強みは伸ばせ!!」
聞いたことありますよね。
以前はたしかに、そういうことをよく言われましたし自分も言いました。
でも、本当にそうでしょうか。
もちろん弱みを克服できれば、絶対にそのほうがいいです。
ただ、その克服にかかる時間はどれくらいかかるのでしょうか。
今は変化の激しい時代です。
そこにかける時間があったら、強み、いい所を伸ばしたほうがよほど生産性が上がります。
もっといえば弱みだと思っていたことが今の時代では重用されることだってあります。
80年代は一律に同じことのできる営業を作ってきました。
しかし時代は変わり、企業はどんどん独自の文化を作り、強みを打ち出して進化しています。
今までの発想ではなく、新しい発想が必要になっています。
例えば、今はスマホを使って文字を音声入力して、仕事をどんどんこなしていく。
パソコンの操作に不慣れだとしても全く問題ありません。
仕事中にスマホを見てしまう。
これは少し前なら激怒されたでしょう。
今はスマホで何を見ているかといえば、企業情報を見ながらパソコンで資料を作っている。
若手社員はものごとを多面的にとらえる力がない・・・と嘆いていたのは過去の話で、今は中堅社員のほうが怪しくなっている。
そうなると、何が弱みなのか、わからなくなってくるんです。
もちろん業務を効率よくこなす力は経験値が勝りますが、それもDXの波が押し寄せどんどん変化していきます。
今まで業種ごとの業務がわからないのが弱みと言われたものが、むしろ業務はお客様がプロなので何が必要なのか聞きだして、オンラインでメーカーの営業とつないで即座に商談することができたほうがお客様にとっては好都合です。
サブスク時代ですから、まず試してみませんか、というアプローチができるのもスピード時代のメリットと言えるでしょう。
そう、今までと働き方も、お客様のニーズも考え方も変化しているんですよね。
だから、今まで弱みだと思っていたことが今では必ずしも弱みではなくて、克服しなくても変化していることもあるので、自分の強みをどんどん伸ばしていく時間を創るほうがいい、と言えます。
※もちろんここまで弱みといっている内容にもよりますが。
この1年で大きく世の中のスピード感も変わり、仕事の仕方も変わりました。
変化に対応するという漠然としたものではなく、お客様と話をしながら何をすべきか考え最速の方法を取る、というのがいいと思います。
さあ、今日もきっといい1日になる!