自分が生まれてはや50余年。
振り返ってみると、いろいろな価値観がガラガラと音を立てて変わっていました。
自分が子供の頃、60年代は車の所有率が増えつつある頃。その頃はまだテレビはブラウン管。
白黒のテレビが家にありました。
そのうちカラーになるんですが、嬉しかったですねえ。
70年代になると家に車があるのが普通になりましたね。団地という公営住宅がどんどん建てられて、そこに住んでいる友達も結構いました。今では廃墟みたいになってるところもありますよね。
この頃は子供も多かったし、日本の人口も陰りが見えたとはいえ増えていたなあ。
80年代は、「24時間働けますか?」が流行して、モウレツ社員という言葉が出てきました。
まだまだ物を作れば売れた時代です。
大量生産大量消費の頃ですね。
90年代は、やってきましたバブル期。
不動産バブルの頃で、地上げ屋がいましたね。土地を安く仕入れて高く売る。そのためなら手段は問わない。
恐ろしい時代でもあります。
バブルの頃は、ブランドものを所有することで自己欲求を満たしている人が多かった。所有欲ですね。
2000年代に入るとバブルもはじけて、利益の稼げた商売が稼げなくなり、少しずつ落ち着いていきました。
Windows全盛の時、スマートフォンが出てきましたね。
最初に持ったのはAndroidでしたが、バグが多くていい思い出がありません。
家にパソコンやスマホが普通にある時代でインターネットの普及が急激に進みました。
10年代、まだまだ所有の時代ですね。
子供たちはiPadで遊ぶようになり、キーボード離れが進んだ時代でもあります。
この年代は、光回線が一気に増えて、高速化が大幅に進みましたね。
そして20年代。
サブスクも定着してきて、所有から使用の時代になりました。
もっと言うと使いたい時だけお金を払って使う。
車が所有するものだった60年代に比べると今は全く違ってきています。
子供たちが車に対して関心がない。所有するという考えがない。免許証を持つ理由は就職の時に必要だから。
時代は変わりましたよね。
人の関心がどこにあるのか。
これは常にアンテナを張っている必要があります(あ、仕事です)
新型コロナが出てきてから、会社に行かなくても仕事が回ると世の中じゅうが気づいてしまいました。
東京に本社がなくても全然困らない企業が地方へ移ってきています。
軽井沢、佐久平周辺は不動産と建築がバブル状態のようです。
「お金は出すからやってくれ」と不動産業では管理を任される顧客も増えているとか。
建築業では移住してくる人の家を建てるのが忙しい。
大きく変化しています。
世の中のトレンドも考え方もどんどん変わっていきますね。
スマホなんて今では当たり前ですが、14年前にはまだなかったですからね。
無線LANがこんなに普及するなんていうのも不思議です。
夢のような話です。
次の時代はどんな新しいものが出てくるんだろう。
楽しみですね。
さあ、今日もきっといい1日になる!