今日も絶好調!

精神的ダメージの話。この言葉は心をえぐる。

そもそもこんなタイトルを書いていること自体がよくないことはわかっています。
ただ、やはり使ってはいけないキーワードはありますよね。
本題に入るその前に、こういうことをかいたり、思い出して悔しがったりしてはいけません。
そうすることでそれは記憶に焼き付けられるからです。
一番いいのは忘れることですね。
ついでに書きますと、経験上過度なストレス状態になると記憶が飛びます。

私は29歳の一時期の記憶がありません。
正確に言うとあるのですが、一部分だけ抜け落ちています。
何かで読みましたが、人にはそういう防衛反応があるようです。

さて、
あるタイミングで「死んでください、骨は拾いますから。」と上司に言われました。
とまあ、この部分だけ書くと恐ろしいことに聞こえますよね。
交渉事で、目いっぱい抵抗してそこで屈するのではなく、玉砕して来いということです。

しかし、今は令和です。
昭和の1980年代ならこの言い回しもあたりまえでした。
今は、社内でコンプライアンス研修も受けますし、言っていいことと悪いことの教育はあります。
しかし、言ってしまう人もいるんです。

仮にその言葉で本当に出社できなくなったりしたら。
精神的に病んでしまったらどうするのでしょうか。

そういった言葉を発する人にはそこまで考えが及んでいないのでしょうから、悪びれもしないのでしょう。

ある一時期、会社のNo.2の人がTOPからかなりプレッシャーを受け、出社できなくなったことがあります。
相当きつく言われたようです。
"モウレツ社員(死語)"がいた時代に第一線で戦ってきた世代ですから、言葉もきつかったのでしょう。
良くないのは、上位職になればなるほど、それを言えなくなってくるという構造の問題。
いまだに多くはそういう会社の構造です。
でも、考えるべきは"人は会社の財産である"という基本的なこと。

こういう基本が抜け落ちると、何も言わずにジッと我慢する下位の職種の人は苦しむわけです。
よくないですよね。

今は、X世代からZ世代までが同じ会社にいます。
モノを作れば売れた世代の人のマネジメントは今の時代に合いません。
今の若者はそんなことを百も承知で売り方を考えています。
そういう若い世代から学ぶ姿勢がなければ今の時代、マネジメントはできないと思います。

Z世代の彼らは、生まれたときからインターネット、パソコン、いろいろなアプリ、ゲームが普通に手に入った時代。遊ぶのも公園に任天堂のSWITCHを持ち寄っては対戦をしていた世代です。
ゲーム感覚で仕事を教えたほうが覚えがいいのもその影響でしょう。

そういう世代に「死んでください」と言ったら、翌日から会社に来ないでしょう。
もちろんそういう世代には言わないでしょうけれども。

現代社会の闇というか相も変わらずそういう言葉を使う人たちもいる社会というのは、何とも生きづらいなあと思う瞬間があります。
と、まあこんなことを書きながら「自分は絶対にそう言う言葉を使わない、常に明るく人と接する」、ということをあらためて意識しました。

命より大切なモノなんて絶対にない。
「死」という言葉を安易に口にしてはいけない。自分が若いころに上司から言われたことを”今”言ってはいけない!
これだけは肝に銘じておきたい。

さあ、今日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!