さて、いよいよ9月です。
あるはずだった大会もなくなってしまったので寂しい限りですが、実はそんな今からがとても大切です。
人の体というのは不思議なもので、3か月前に食べたものやその頃に鍛えたものがようやく使えるようになるようです。
体感的には、特に長時間動くための筋力、持久系の筋肉はそうかもしれません。
これからの季節が大切だと考えるのには訳がありまして、何年か前に冬場のバイク練の量が減った年がありました。
理由は簡単です。
「寒いし・・・」
ありきたりすぎますね。
長野市内で雪が降るのは1月が中心で、前後の12月と2月、3月は降っても解けてしまうことも多いんです。
寒いですが、装備をしっかりすれば真冬でも日中なら乗れます。
だいたい8時集合で13時ごろまで走りますが、これがとても大事。
80~100kmを走ると、体がずっと走ることを覚えています。
すると3月から4月にかけて、距離を伸ばしたり、坂を上ったりするときに体が動いてくれます。
一番感じるのは、太もも(大腿四頭筋)の痛み。
自分はこの痛みが大嫌いで、それが嫌なので寒い冬でも我慢して走ろうと思うほどです。
そうはいっても寒いのが冬。
そしてここは長野です。1日中気温がマイナスだったりしますからね。
では、何を着て走るのか。
これが思いのほか薄手です。寒がりですけどね。
上:アンダーシャツ(汗抜けするもの)、長袖アンダーシャツ、長袖サイクルジャージ、ウインドブレーカー
下:アンダースパッツ、起毛ジャージ、夏用のビブジャージ
これに冬用手袋とネックゲイターです。
頭はキャップを被ってヘルメットですね。
これで十分です。
動くと暑くなってきて、汗抜けしないものは汗冷えを起こし、かえって危険です。
冬の汗冷えは身の危険を感じるほどです。
そのため、薄手のシャツやウインドブレーカーで調整する、というわけです。
あとは本当に寒ければ手袋の上から大きなミトン(鍋つかみ)をはめるくらいですね。
これが馬鹿にならず、寒さ対策に抜群です。
シューズにはシューズカバーをしますが、これもシーズン中1か月無いくらいであとはつま先にはめるカバーだけでしのげます。
汗をかかないギリギリのところがベストです。
さて、仕事のほうも同じようにじっくり持久力を鍛えないと・・・。
さあ、今日もきっといい1日になる!