昨日の出来事ですが、取引先の3年目の若手社員と一緒に仕事をしていたところ、
「来月の15日で会社辞めるんですよ、給料が安いんで。」
と言われました。
いやあ、ショックでした。
取引先に入社した時の新人教育をやりまして、”1から教えた”ということがあったので勝手に期待していました。
いろいろ聞いたのですが、本当のところはわかりませんでした。
生活するための所得がこれからを考えると少なくて心配だと言っていました。
でも、私はほんとうにそうなのかな?と。
「給与」の考え方にはいろいろあります。
労働に対する対価、会社に利益をもたらしたその一部、お客様に買っていただいた提案・商品の利益の一部・・・。
自分は、お客様に喜んでいただいたその一部だと考えています。
つまり喜んでいただけないなら利益も少ない、と。そして給与も上がらない。
もちろん、これは経営視点でいう給与とは違います。
でもやりがいはどこから生まれるのでしょうか。
給与が増えたらやりがいにつながる?
人というのは100万もらったからといっても今までの3倍の仕事はできないものです。
3年目くらいの社員はなんとなく会社のことがわかってきて、世の中のことも見る余裕が出てきて、同級生とかと給与の比較をしたりするものですよね。
”隣の芝は青く見える”
そもそも3年会社にいなかったのに、どれくらいのキャリアになったのか、それが気になります。
自分のキャリアにして、次の仕事に少しでも役に立てられればいいですがそうでなければゼロからのスタートです。
それではもったいない。
25歳の再挑戦なので、失敗してもいいからいろいろやってみてほしいと思いました。
30歳になったら脱サラしたいと言っていたので実現するといいなあと伝えました。
逆算思考で着実に進んでいけたらいいのですが。
それを聞いたら漠然としてました。
何歳だろうと何をやるかは別だけど経営をしようと思えば、遅いということはないですよね。
人生一度きり。
今やっていることを精一杯やっていてもうまくいかないことは山ほどある。
それでも、そこからまた学ぶことがあります。
一期一会の気持ちを持っていればきっとうまくいくでしょう。
さあ、今日もきっといい1日になる!