今日も絶好調!

接客の仕方ひとつ。

ここのところ、ずっと考えているのが車の入れ替え時期。
実はずっと(今の車が納車されてから)足回りの異音が気になっていました。
もちろん、ディーラーのメカニックと何度も話しましたが解決せず。
自分はショックアブソーバーだと思っているんですが、そこで意見がかみ合わず今に至っています。でも、原因がわからないことが多いのもこの”音”問題。
再現性があるのに解決しないのは、いかがなものかというところもありますが、もう12万キロも乗ってきたから、それはさらに経年劣化で大きくなってきているわけですが、仕方ないのかなと思っています。
そこで、何度かこのディーラーへ行っているんですが今日はもう1車種、気になっているのでちょっと覗いてみました。

このところ、このディーラーの横を通るといつも忙しそうにしているんです。
今日行ってみると、やはり車を止めるところがない。
少し広い所へ止めて、中へ行ってみると営業マンがほぼ全員商談している状態・・・。

「これは、すごいなあ・・・」

と思っていると若い女性の営業マンが用件を聞いてくれ、さらに試乗に付き合ってくれるという。
担当の営業マンは商談中のため、その役をかってくれたんです。
関心のある車を聞いてくれて、すぐに用意しようと外へ走っていく・・・。
しかし、

「その車がここにないので、近くのディーラーまで移動しましょう」

と言われて同じ車種のモデル違いで移動することになりました。
その移動中に、どんな用途で車を使うのか、今検討している車種以外に検討している車はあるのか、希望はあるのか、といろいろ聞いてくるので一つ一つ答えると、今度はその車が用途に合っている点から説明してくれました。

「的を射ているなあ」と感心しながら、いろいろ教えてもらいました。
カーナビは、スマホと連動するが必要か?CDやDVDは必要か?テレビは見るか?
マニュアルはあるのでしょうが、きちんと顧客の使い方を聞いてから商品の説明をし、さらに最近のトレンドに合わせて車の特徴やオプションの要不要まで短時間に聞いていく。
車の特徴を完璧に覚えているんですね。
最後は、この車種の納期やオプションの納期まで教えてくれて試乗は終了。

「若いのにしっかりしている。」

と感心しました。
その後、担当の営業とも話しましたが、ほとんど説明は聞いていたので一言、

「車のことは教えてもらったので、カタログだけちょうだい。」

というと、しばらくして見積を持ってきました。
こちらの考えていることをよく理解して動けるのは素晴らしいですね。

今頼んでも、納車は8月末だといわれました。
世界的な半導体不足で電気系の納品が遅れているからに時間がかかるんですよね。
自分たちもパソコンの出荷が遅れたり、納期が見えないものがあって困ってます。
車は、トヨタの生産方式で間に合わないんだから、どうしようもない。

しかし、世の中には買うと決めたらすぐほしい人たちもいて、結構大変そうでした。
つくづく思うのですが、車と住宅の営業マンは大変です。

車は、3年から10年くらいのサイクルで入れ替えると思いますが、それにしても買い替えサイクルが長いですよね。住宅に至っては、ほぼ1回しかその人は家を建てない。

まさに、一期一会です。

なんでもそうですが、売るほうは大勢のうちの1人のお客です。
その人が買わなくても、ほかのお客がいます。
しかし、買うほうは、悩んでその人から買い物をします。

重要なのは、
大勢のうちの1人と絶対に思ってはいけないということ。
このことは営業の基本ですが、絶対間違えてはいけないことです。
そのお客様に対して誠心誠意向き合うこと。
そこで信頼されなければ、商売はあり得ません。
また、紹介ももらえるチャンスかもしれないものをみすみす逃します。

今回の対応を見ていて、忙しい理由がわかったように思います。
反面忙しすぎて、サービスに何か聞いても的確に答えてもらえなかったというようなことを言っている人もいました。そういうことも、相手が個人客だから難しいだろうなあ。
いろんな人がいますからねえ、その相手の癖を見抜いて商談するのは本当に難しいでしょうね。
また、回収でトラブらないようにするのも大変です。
個人ですからね。いろんな人がいます。

さて、車は決まったけど、いつにしようかなあ。
今度は車の中に自転車を入れられないからちょっと大変・・・。

さあ、明日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!