「昨日の自分と今日の自分は同じだと思わないこと」
これは１０年ほど前に自分に課した言葉です。
平たく言ってしまえば、昨日よりも老化が進んでいる・・・。
４０過ぎたら、しわがクッキリしてきて、消えなくなりました。
気づいたら、手のしわも増えてきた。
爪の縦の線が増えてきた・・・。これ、すべて老化です。
自分は老けないと信じてたのに・・・。
今朝のラジオで聞いた話ですが、海外では平均寿命が５４歳の国があり、７０歳まで生きると皆が踊りあかして祝ってくれる国があるそうです。
５０年くらい前は日本もそうだったですよね。平均寿命はもう少し上だったと思いますが、自分のおじいさんは７０歳のお祝いを盛大にやりました。
その時に思ったのは「おじいさんだなあ」という感想。
そうです、この５０年くらいで日本は長寿国になり、今の７０歳は皆さんバリバリ元気です。
トライアスロンに一緒に出ている方もいます。
ただ、やはり老化は進むんですよね。
※トライアスロンに出ている仲間の方はそう感じさせませんけど。
いや、自分も１０年前と比べてあまり体力的にも落ちたとは思いません。
そんな中で自分が課した理由は、昨日の延長線上で物事を考えると、昨日の自分以上にはならないと思うんです。
実際、昨日できなかったことが今日できることはたくさんあります。
思考を変えたら、なんてこともなくできてしまうこともある。
”昨日できなかったから今日もできない”とか”自分はこれ以上はできない人だ”、と思うことはとてもつまらないことです。
自分の限界を昨日に置いてきたと考えて、今日は新しい限界を創る。
そう考えて生きていないとつまらない。
実際昨日まで左膝が痛くて、呼吸も苦しくて走れませんでした。
でも、歩くことはできたので、”歩く”ことに集中していました。
そして、今日。
雨が降る前にと思い、ゆっくりと走ってみると「今日は行ける気がする」。
５ｋｍですが、走れたんです。
タイムは期待していませんから、大したことはないですが”走れた”。
どうにも苦しくて、悩んでいた自分を”昨日に置いてきた”。
昨日の自分と今日の自分は違う。
そう信じて、いろいろなことに挑戦していけば、限界はないのでしょうね。
とかく、失敗したりするとそのことに縛られて、小さくなってしまいます。
失敗したこと自体はそのうち忘れられていきます。
自分の中にできた傷が大きいんですよね。
でもそれは、考えていても取り返しはつかない。
であれば、さっさと忘れるか横に置いて、昨日までとは違うんだと信じて挑戦していくことのほうが人生を楽しめるように思います。
自分の人生、残念ながら”思っているよりも短い”
だから「やったほうがいいかなあ」「これを言ったら失礼かなあ」とか考えているくらいなら、さっさとやったほうがいいと思います。
どうせ人生は一度きりですよね。
さあ、明日もきっといい１日になる！
