”人の縁”の話。
本当に不思議なもので、偶然という言葉では片づけられないことがたくさんおきます。
そういう経験ってありますよね?
仕事でいえば、お客様からお叱りをいただいたとき。
絶対「小手先で何とかしよう」とか考えてはだめですよね。
一生懸命考えて、どうするのが最善なのか、意見ももらいながら対応すれば、必ず解決できます。
何かがあるからそういうことが起きる。
”因果関係”です。
原因に手を打たなくて、結果だけ何とかしようとしても変わらないし、こじれてしまう。
これ、結構経験があります。
自分の経験値を上げるためにも、”誠心誠意”、ことにあたる。
大切なことだと思います。
人と人とのつながりは、前世で何があったかによって引き寄せられるという話もありますが、私は宗教家ではないし、”今”を大切にしたいと考えているので、そのことに強く関心を持つことはしていません。
今起きていることの原因を知って、その周辺のことも理解しようと努力してみる。
そうすると、今まで気づかなかったこともわかるようになったりしますよね。
それが思わぬところで、思わぬ人がつながったりして。
こういう不思議に巡り合うことというのは、自分に足りないことをその時に気づかせてくれようとしているとしたら、そこから逃げてはいけません。
楽しいことであれば手放しに喜んで、うれしいと感じればいいし、その縁を大切にしようと決めればいいんですが、時々それを利用しようとしてくる人もいるので、そういうことにだけは気を付けることが大切ですね。
これもまた思い当たる節があります。
利用されてみようと思って、意図して利用されてみたこともありますが、結局気持ちのいいものではありません。
自分の弱点を気づかせてくれようとしていることについては精いっぱいやってみることですよね。
それでも足りないことがあれば似たようなことがまた起きて、至らなさを知ります。
そんな経験をたくさんして、一生を終えていくように思います。
素晴らしいと言われる人たちもその陰では苦渋の決断をしたり、大きな失敗をしていたりします。
それを思えば、自分の経験していることは、必要だから起きている。
でも、本当にきつかったら、言葉にしてそこから離れることも絶対に忘れてはいけないと思います。
私はそういう経験もしました。
その時はまさに八方ふさがりで、どうにもことを回せない。
24時間では足りないんです。
毎日日付が変わるまで仕事しましたが、結局心が折れました。
で、最後はお手上げ状態になりました。
でも、そういう経験、必要だったと思います。
でもその時は、とんでもなくきついですよね。
その時に最終的には、やはり見ていてくれた方がいて、結論を出してくれました。
逃げなかったから経験できたこともある。
そこに直面していなければ、成長もしない。
自分の限界もわからない。手を差し伸べてくれる人はどんな時でも必ずいますね。
一期一会の心でいつもフラットにお付き合いしていたら、必要な時に、必要な形で、必ず力を貸してもらえる。
そう信じていると、どんなことが起きてもぐらつくことなくコトに向かえます。
いつでも心穏やかに生きていきたいものですね。
さあ、明日もきっといい1日になる!