この2つはどちらも同じような意味ですね。
これらはそれが悪いイメージの場合、どんどんその人の意識の中で強くなっていくように感じます。
ああなったらどうしよう、あれはたぶんこうに違いない、と。
こうなってくるともう決めつけです。
全然楽しくありません。
私は強力なエゴを飼っているので、不安な気持ちになるとマイナスなことが浮かんできます。
そんなときはいつも「マイナスなことを考えたから、もうそれは起きない」と決めつけてエゴを退治します。
では、反対にいいイメージに切り替えたらどうでしょうか?
これは悪いイメージほどではないにせよ、かなりプラスのパワーに変わると思います。
会社でこんなことがありました。
異動で来たメンバーを呼んで、この市場でやってほしいことを伝えるためです。
期待ですよね。
ところが、彼はどこか険しい表情で部屋に入ってきました。
ひと通り期待していることを伝え、聞きたいことがあるかと言ってみると
「なぜ自分は自宅から近いA地区ではなく、一番離れているC地区なのか」
というんです。
先入観で自宅に近いところを担当し、事務所には来ないで直行直帰をしようと考えていたようです。
そのほうが会社は経費が安く抑えられ、自分にとってもメリットがあると言っていました。
でも、その逆を言われたものだから憮然としていたというわけです。
会社は個人の都合で動きません。
あたりまえですよね。
当然、嫌がらせのようなこともしない。
その人にしかできないと判断して、人選して、お願いしているわけです。
自分都合で勝手に担当地区まで決められてしまってはかないません。
そこで、そんな先入観を解く意味もあり、本当のコトを伝えました。
なぜその地区を担当してほしいのか、です。
すると、「そういう意味があって、あの地区を担当するなんて考えてもみませんでした。ありがとうございます。」と。
人は、勝手に思いを巡らせ、自分にとっていいほうへ考えがちです。
するとそうでないことが起きたときに、イライラしたり、怒ったり、気力がなくなったりします。
これはもったいないことですよね。
変に期待することもよくありません。
そうでなかったときにガッカリするからです。
そうならないようにし、パフォーマンスを発揮するには、「気持ちをできるだけフラットに保つ」ことだと思います。
自信をもって「自分には不利なことは起きない」と信じていればいいんです。
期待するから腹が立つんですよね。
そう、冒頭に書いた通り、”いいイメージに切り替える”ことで、そのパワーをプラスに置き換えるんです。
そうすると楽しくて仕方なくなる。
そんなものだと思うんです。
つらくさせるのも楽しくさせるのも自分次第。
だったら楽しいイメージを常にもつ。
周りに迷惑なくらい能天気くらいでちょうどいいかもしれませんね。
さあ、明日もきっといい1日になる!