先日、山へ入ったとき仲間に聞いてみた。
実は、自分は肺に自信がない。
ただ、それを言い訳にもしたくないので苦しくても泳ぐし、回すし、走る。
でも筋肉より先に呼吸が苦しくてダメなんですよね。
聞いてみたのは、「あの坂を上る時苦しくないの？」だ。
返ってきたのは、「あのね、速いか遅いかは別でその人その人の限界で、もがくからみんな苦しい」だった。
まあ、そりゃそうだね、愚問をぶつけてしまった。
またある時は、仲間とサイクリングロードを走っていた時、仲間に言われたこと。
「自分たちのスピードは決して遅くはない」と。
レベルが上がれば、当然苦しくなる。
強い仲間を追えば、その差は明確です。
レベルが上がってくると、仲間についていけなくなる。個人ごとに差がありますからね。
これに喰らいついていくと、確かに速くなります。でも相当苦しいです。
もう少し余裕があればいいんだけどなあ…と思い続けて２６年。
仲間と競って、もがいて、やっと１秒速くなるかどうか。
排気量の大きな車と同じで、平地でも坂でも軽くアクセルを踏んだだけでググっと加速するようになりたいものです。自分は軽と同じで、アクセルベタ踏みしても”ブーン”と音だけ勇ましくて進んでいかない。
大きな排気量になると余裕があるから、少しアクセルを緩めてもそれなりのスピードで走れる。
これにあこがれるわけです。
なんでもそうですが、あたりまえのレベルを上げていけば、違う景色が見えてくる。
苦しくても、もがき続ければ、レベルは上がるのか・・・。
タイムに跳ね返らなくても、余裕が出るレベルを目指したい。
さあ、明日もきっといい１日になる！