年度末の3月31日。
今回はうちの組織の1/5が異動になるという、かなり思い切った人事がありました。
新型コロナで世の中のスピードがグッと上がったので、それに対応するための組織改革です。スピードが欠けていると今の時代は勝てません。
異動になる仲間を見送り、明日からの新年度に備えて資料を揃えました。
今の社会のスピードは、それこそ今のスマホやパソコンがそうであるように、どんどん速くなって処理能力も上がっています。ですから、今までうまくいっていたなんていうことを言った時点で「試合終了ですよ。」
先を見て、3年後の姿として読んでいたことを、今やらないと要望に応えられない。
そんな感じですね。
仕事の話というよりは世の中の動きです。
経済で見ると世界はどんどん小さくなり、日本国内もとても小さくなっています。
タンカーがスエズ運河で座礁しましたが、あの影響はいずれ出てくるように思いますね。
それくらい、どこかのサプライチェーンが乱れると自分たちにも影響が出る時代。
これって、不思議な感覚ですけど、今はそんな時代、になってますよね。
サプライチェーンといえば、全く関係ないような工場が火災に遭いましたところ、とある機械の生産が完全に停止しまして復旧までに半年かかるという事態が起きました。
主力の製品ではないとはいえ、やはりニーズはあるわけでして3月の需要期になかったのは痛かった。
それぐらいいろいろなところでつながっているということですね。
半導体もそうですね。
火事で生産ができなくなったら車を作れなくなった。
えっ、と思いましたがそれぐらいあるところへ集中している、ボトルネックになっているところがあるんですね。
大量生産、大量消費の時代ではないので、ギリギリの計画のもとで動いています。
まあ、仕方ないことですけど、脆弱だなあとおもいますよね。
さてさて、明日は4月1日。
世の中が元気になるようなウソで、みんなが明るくなるといいですねえ。
桜も早く咲いたことだし、みなが笑顔で桜を見るように上を見ながら進んでいけますように。
さあ、明日もきっといい1日になる!