今日も絶好調!

毎日を楽しもう!

以前何かに書いてあった言葉。

「今過ごしている時間は、誰かが生きたかった時間。」

なんだなんだ、という重い話ではありません。
その昔から人はずっと生き続けているわけではなく、もちろん200年生きた人もいないですよね。
自分もふと振り返るとなんと恐ろしいことか、すでに今の30代とも20代とも会話が合わないことがあります。
いえ、結構あります。
彼らが生まれたころには、すでにパソコンがあって、インターネットが使えて、wi-fiだってありました。
自分は携帯電話のない時代、いえいえ会社に入ってからもパソコンのない時代だった旧人類です(^^♪

そんな旧人類の年長の人が入社2年目の若手と遠くで話をしているのが聞こえました。

「俺が昔入れたお客様は○○で、□□がすごかったんだよ。こうやってみればどうだ?」

いやいや、そんな話をしてはいけませんよ。
今の世代には響きません。昔売れたのは、売れた時代だったから。
今は売れない時代だから、”観察力と提案力”が必要なんです。
今の世代は、”共感と同感と寄り添うこと”が大切です。
「それならやってもいいかな」と思わせないと動きません。
そんな彼らを見ていると思うんです。

”もっと仕事を楽しいと思わせたい”と。

お客様と会話しているとタメになることばかりです。
売ることばかりを考えると買ってもらえない。
いろいろ聴いていく中でヒントが出てくる。
それを深く聴いていくと解決策が見えてくるんです。

自分が入社したころは「主任の背中を見て仕事は覚えろ」という時代でした。
もちろん背中には何も書いてありませんし、先輩のことだけ見ていても仕事は覚えられません。
そんな時代でしたから、自分は「買ってくれなくていいので、御社のことを教えてください」という意味不明な営業トークがきっかけで、その後”500万のオフコン”を買ってもらったお客様がいくつかありました。
これは、本当に困った末に出た言葉で、今でもその時のことを覚えています。
入社してからコンピュータの営業の道を選択したんですが、何ぶんにも今のようにすぐ”ググって調べる”なんて道具はない時代。
業種ごとの仕事を知るためにはお客様から聞くしかありませんでした。
聴き歩いてノートにびっしり書き込んで、お客様の業種ごとの業務について学んでいく。
これって、最初は大変でしたけど、そのうち楽しくなったんです。
なぜでしょう?

お客様のことがわかってくると、同業種のお客様のところへ行ったときに「あれ?ここは違う仕事の仕方をしている」とわかるようになります。
そこで聞くわけです。

「私のお客様で、こういう仕事はこういうやり方でやっていると聞きましたが、御社は違いますよね?なぜですか?」

すると、反応は大きく2つ。
「うちの場合は扱う商品が違うから、手間がかかるけどこういうやり方なんだよ」
もうひとつは、
「そうだよね、そんなやり方もあるよね、でほかにはどんなやり方がある?もっと効率を上げるにはどんな方法がある?」
この2番目のお客様にはいろいろ情報を持っていくと重宝がられて、いろいろ買ってもらえました。
もちろん、お客様のライバル企業であれば社名はもちろん、具体的すぎることは言いません。
わかっちゃいますからね。

若手はもちろんですが、ベテランにもそんな経験をしてほしい。
そうすれば、お客様はコストを抑えてもっと効率化したい、生産性を上げたいと思っているから聴いてくれる・・・はず。

どうせやるなら仕事は楽しく!

これが信条です。
それができるようになると、きっともっとその先が見えてくるんだろうなあ。
自分の本当にやるべき仕事は、もっと世の中の仕事を楽にしてもっと自由な時間を増やすこと。
きれいごとのようですが、この1年で片鱗が見えました。
あとは世の中の皆さんの考え方ひとつで、どうにでもなる。
今までの常識から抜け出せるかどうか。
そこに踏み入れた企業はもっと伸びるだろうし、もっと自由になる。
もっと自由になったら、20年前のように時間の流れがゆっくりになる。そんな気がします。
ここからは急激に労働人口は減るんですからね。

さあ、明日もきっといい1日になる!

先日のクロスカントリースキーコースわきの雪の壁です

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