今日も絶好調!

伝える、伝わる。

難しいですよね、人に伝えること。
いくらこちらが熱を込めて話しても、それは話したということ。
伝えたことには必ずしもならないんですよね。
わかっているんですけど、つい熱が先に走る。

丁寧に伝えようとしても、相手のその時の感情や意識がどこにあるかで、これもまた伝わらない。
難しいです。

どうしても覚えてほしいことやこれから起きることのために準備してほしいことなどは、何度も伝えようとしないと浸透しない。

逆の立場でも同じことが言える。
コンディションによって、とらえ方すら変わったりする。
素直に聞けるときとつい反発したくなったり。

人は、感情動物です。
だから、相手に気持ちを考えてどう伝えるかを判断しなければ、ただ時間が無駄になりますよね。
時間は有限です。
無駄な時間は決して作ってはいけない、そう思います。

では、どう伝えるか。
話す前にどう伝えるか組み立てますよね。
それから、情熱をもって相手の目を見て話します。
身振り手振り、紙に書いたり、ボードに書いたり。

口頭だけで伝えられるほどのスキルはありません。

15年ほど前、熱を込めて今月どうするかを伝えたときには、5人のメンバーにどう認識して、自分はどう動くかということを聞きました。
5人とも私が伝えようとした内容とは、少しずつ違っていたんです。
・・・ショックでした。

それからずっと”伝わらなければ、時間の無駄”と思い、話をするときには丁寧に話すようになりました。
一番手っ取り早いのは、こういうことを考えている、こうしてほしいを伝えた後で「○○さんならどうする?」ときいてみること。
相手が真剣に聞いていて、内容が伝わっていれば、自分なりの意見を言ってくれるでしょう。もしそれがピンボケだったら、話し方に問題があると考えたほうがいいですね。

つたえることも技術ですから、練習したり、磨かないと錆びると思います。
だからお客様と話をしながら訓練のつもりで、”伝えること”をやってみる。
お客様の場合は私のことを知りませんから、とてもわかりやすいんです。

これからの時代はリモートワークが増えてきます。
その時には電話か画面越しでお話しするようになります。
マスクをしているから、表情が読みにくい。
これがネックです。
だからこそ磨くチャンスです。
電話で商談するイメージを今から磨かなければ間に合わなくなるんです。

変化の速度がどんどん加速する。
自分たちもそれの先端にいたい。
伝える力、これからも毎日訓練していきたい。

さあ、明日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!