「つもり運転はできないことを意味します。」
あ、これ先日のMTBでの出来事です。
以前やったことがあったり教えてもらっていたりすると、自分はできる気がしてしまうんです。
そういうことありませんか?
だから、「はい、やってみて」と言われたときにスッとできるようにしておかないといけません。
危ないからです。
MTBは山の中に入ります。
真面目に練習しておかないと、山の中で困ることになります。
結構シャレにならないですね。
このことを今日書いたのは、仕事でも同じことがあるからです。
できる”つもり”でお客様のところへ行く。
説明しているとわからないことだらけになって結局持ち帰る。
わかっている”つもり”ではなく、プロなので繰り返し自分で練習してみて、自信がなければ誰かに見てもらってからお客様のところへ行く。
最近はそういうことしている人がいないですね。
結果として自分で解決できなくなって誰かを頼る。
いやいや、その前に自分でできることあるよね。
という出来事があって悲しくなります。
いろいろ教えていかないとこの先5年は、世の中が激変しますから今、身に着けておくべきスキルは”今”やらないといけません。
危ないんです。
逃げたら・・・追われるんです。
あ、でもお客様はきっと黙って離れて行ってしまいます。
それでは市場から取り残されてしまう。
むしろ「こういうのはどうだろう?」と考え、提案し、検証するということをぐるぐる回していかなければお客様のスキルアップの速さに負けてしまうでしょう。
そう、お客様はスキルアップしているから、今のような訪問型の提案はやがて必要なくなる。
その時に求められるのは、価格対応とトッピングのような提案だけになる。
そんな気がしてならないんです。
今は各社とも、よりお客様にとってわかりやすいWebサイトを立ち上げ、チャットボットで質問に答えられるようにし、それと並行して従来型の営業スタイルを活用する。
デジタルとアナログの融合をしていくことがとても重要になりますね。
いつまでも買うかどうかわからないお客様に対して、当て馬的提案のような営業をしている場合ではない。
お客様が求めているであろう検討材料をもとに提案資料をメール、電話でやり取りする。
ここに求められるのは”タイムリーさ”です。
そのためには普段からお客様の関心事にフォーカスした商談を、雑談レベルからしておく必要がありますね。
このスキルがこれから営業に求められる一つだと思います。
もう1つは、お客様と話すうえでこの提案のポイントは何か的確に説明し、お役に立てることを伝える力。
これだと思います。
そういったことを総称してDXだし、その中のMA(マーケティングオートメーション)だと思います。
OAという言葉はすでに過去の言葉になっています。
これからの時代はMAを活用し、そしてDXで世の中を変えていこうとする力がほかの国と戦う意味でも、もっと必要だと思います。
さあ、明日もきっといい1日になる!