この言葉の怖さはいろいろな災害のたびに言われますね。
新型コロナウイルスについても、ちょうど1年前は「未知のウイルスが中国で出たらしいけど、まあ大丈夫でしょう」と気楽に考えていました。
まあ、少し今までと違う感覚はありましたけど。
それがあっという間にパンデミック。
最初のうちはどんなものかわからないから、最大限の警戒をして学校も街もできるだけ封鎖に近い状態にして感染しないようにしてましたよね。
最近わかってきているのは、若者は感染しても重症化リスクが低い。
場合によったら症状も出ない。
反面、高年齢で基礎疾患がある人はリスクが高く、最初のうちは風邪のように見えても一気に悪化して、最悪の場合は死に至る、ということまではわかってきました。
ここで一番まずいのは、ご存知の通り若者は無症状の人がいるということ。
風邪かな、と思って出歩いて普通に生活してしまったら、どんどん市中感染する。PCRで陽性でも風評が怖いから黙っている、という話も聞きます。
そんな記事や報道を見ると「ほんとうなの?」と疑いたくなりますが。
これが今の問題ですよね。
でも心のどこかで「自分は感染しないだろう・・・」と思っていませんか。
自分の場合は、いつ感染してもおかしくない状況に近づいていると思いながら、でもどこかでは「いや、大丈夫だろう」と思っています。
まずいです。
感染したら死ぬかもしれない疾患がありますからね。
もう一つまずいのは、過信です。
会社の仲間から感染者は出ないだろう、という意味のない過信。
信じたいし、きっと自分の周りは大丈夫だろうという気持ちですね。
これが正常性バイアス、自分は大丈夫なはずだ、自分の身には起こらない、という脳の誤動作です。正常な働きかもしれませんが。
一人ひとりがこれに感染しないよう、もう一度考えを改めるというか意識することが大切だと思います。
どこかで感染者が出たら、そこへはしばらく行かないでしょう。
いえ本当は消毒が終わったら、もうそこが一番安全かもしれないんですよ。
私の事業所で出でたら、お客様のところへ行かれなくなってしまいます。
サービスマンが行かれないのは本当にまずいんです。
医療施設へ修理に行くこともありますから。
そこの機械が壊れた時に行かれないのは、医療の業務に影響があるからまずいです。
そう考えると、絶対に感染できない。
全員がそう考えて行動することが重要ですよね。
正しく恐れていきましょう!
さあ、明日もきっといい1日になる!