長野県はどこにいても山が見えます。
そんな自分は、東京に行くとものすごく不安になります。
理由:方向がわからなくなるから。
長野に生まれ育ち、いつでも、どこへいっても山を見て方角がわかったので、なにもない平野に行くと「一体ここはどこだろう?」となります。
東京へ出張に行った時、今は乗換案内とかアプリがあるし、Googleマップがあるのでまだいいんですが、これがなかったころはとても不安で東京を歩けませんでした。
大学は、名古屋へ行ったので東京出張なんていうと「やばいぞ」と思い、入念に調べていたほどです。
群馬へ転勤で行っていた時、前橋の事業所へ行ったら遠くに赤城山が見えていて「良かったあ」という感じ。
周りの人をつかまえては「あの山は、なんて山?」と聞いて教えてもらいました。でも、群馬から見える山は数が知れているのですぐ覚えたんですが、それでも見えると見えないとでは精神衛生上、良くないわけで。
東京にいる人たちは生まれてからずっと平野で、よく方向がわかるなあと感心してました。※今もしてますよ。
以前聞いたら「山見てないし、そもそもないし(^o^)」と言ってました。
生まれ育った環境というのは、物の見方が変わるんですねえ。
自分の場合は山の見え方で「あと何分くらいかかるか」がわかります。
バイクだと何分、車だと何分、という感じですね。
それがどうということではなく、そういう頭になってしまっているから、ビルの谷間に行ってしまうと「どこへ行けばいいのやら、一体何をどうすれば時間がわかるのやら」になるわけです。お恥ずかしい。
そんな今日はこんな景色が見えました。
昨日との比較です。毎日の通勤路で遠くに見えるんです。
戸隠連峰ですね。
今年は雪が結構降ったので、真っ白です。
こんな景色を見るのことができるのも、長野の魅力ですねえ。
あっ、ちなみにこの山が見える方角は北です(*^^*)
ただ、年々気温が高くなっていまして、自分が小学生のころ、と言ってもたった40年前ですが長野市内でもダイヤモンドダストを毎日見れました。
もちろん今はそこまで冷えないですから、スキー場に行かないと見ることができません。
いま時刻は22時過ぎですが、外気温は4℃位あるようです。
この季節は4℃というと、頭の中で「マイナス」をつけて理解するんですが、今年は異常ですね。
長野市内で真冬日(一日中気温が氷点下の日)は1度もないです。
寒いのは嫌ですが、寒くなければ見ることのできない景色もあり、食べられないものもあり、これからどうなっていくのか心配です。
※寒いと見ることのできるもの
ダイヤモンドダスト、諏訪湖の御神渡り、
食べ物なら外で作る寒天。寒天を外で干します。
雪が多いと言っても、長野市内で今年雪かきをしたのは元旦だけ。
このまま2月になると、もしかしたら市内では雪が積もらないかもしれませんね。
あっ、山の話からだいぶ逸れましたね。
さあ、明日もきっといい1日になる!