自分の場合、気分が滅入ってくるとマイナスなことを考えがちになります。
こうなったら嫌だなとか前はこうだったなとか。
基本的には前向き思考なんですが、マイナスに引っ張られるとこもあります。
そうすると、このマイナスな思考というのは、力が強いのでそうなっていってしまいがちです。
まずいですよねえ。
先日会社で
「ああ、これまずいパターンなんですよね。こういう風になったらやだなあ」というメンバーがいました。
すかさず「そういうことを言ってると、言葉の力でそうなっちゃうぞ!」といいました。
言葉に出すというのは、これはまた力が強いですよね。
”誰かに宣言している”ようなものですから。
そんなときは、
”今のことだけ考えて、前も後も一切考えないで、物事の判断をしてみる。”
自分の場合は、訓練が必要でした。
できるときもあれば、いろいろ頭を駆け巡り、できないこともありました。
自分の思考の癖ですからね。悪い方へ考えてしまう。
でも、その思考の癖で自分自身が不幸になっているとしたら?
直さない手はないですよね。
だから、たびたび書いていますが「自分は運がいいんです」という宣言をしています。
失敗したとて命までは取られない。
そこにあるのは役割であり任されているという責任、いや自分の責任感だけです。いざとなったら放棄だってできるんですよ。
それぐらい気楽に考えたほうがいい。
まあ、責任だと重いですが、自分の責任感ならどうですかね・・・。
うまく行かなければ、ひたすら「じゃあ、どうする?」を考えます。
こうなったら、こうでああで、だから困る、という人がいますが、実際に困るイメージをしたら困る結果が待っていますから、困らないようにするには”じゃあどうするか?”です。
自分はこの言葉を知ってから、随分楽になりました。
「いろいろ言わなくていいからさ、じゃあどうする?」
※このいろいろ言わなくていいからは、それ以上あれこれ考えてそのマイナスを頭の中で既成事実化をさせないためです。
考えすぎてはいけないんです。
「じゃあどうする?」と言われると、ハッと冷静になります。
物事は、原因と結果ですから、困ったならその原因を捉えて替えたらいいじゃないですか。
そうすれば結果は変わります。
何をやってもうまく行かないから業績が行かないんです、という人がいます。
「何をやっても?」「言われたとおりにやったのに?」
何をしたのでしょう?言われたとおりにどうやったのでしょう?
これが原因ですよね。
これを正しく考えることが大切で、自分の頭の中で考えてその原因を潰しこめばいいわけですよね。
そこに必要なのはスピードだけです。
早くやれば結果が早く変わります。
早くやらないと手遅れになるようなものもあります。
だから、”じゃあどうするか”考えたら、すぐ動くことが大切で、そうしたら必ず結果は好転する、と信じています。
運がいいんで!
あ、その時に気をつけたほうがいいことがあります。
すべて主役は自分です。
人のことを妬んだり、やっかんだりしては絶対にいけません。
そんなことしても運が悪くなるだけです。
そんなことより自分のこととして、何をすればいいかだけ考える。
できるだけ、あれやこれやと。
で、1つに決めたらすぐ動く。
動けば結果は必ずいい方向へ行きますね。
さあ、明日もきっといい1日になる!
※余談ですが、物事は、知って覚えたら動いてみる。で、その結果について考えてみるというサイクルで回すとうまくいくそうです。
この漢字を並べると、「知覚動考」。「ともかくうごこう」と読むそうです。
これはまさに長野県民が意識しないといけない思考と思い、会社にも貼ってあります。