今日も絶好調!

人口減少について考える

自分が20代のころ、日本の人口減少は始まっていて「働く世代が老人何人を支えないといけなくなるか」という話は報道されていましたね。
されてはいたけど、何か手が打たれたかといえば議論だけで・・・。
結果として、今まさに働く世代がどんどん減少し、さらに貴重な働く人財ですら非正規社員とか、パート社員、のような形で国を回すためのお金が足りない。
やっぱり税金は大事。
消費税を下げろのどうのというけれど、結局それは自分たちの首を絞めることになる。
あ、いえ、税金は少ないほうがいいんですよ、生活が厳しくなるから。

よく言われるのは民間企業と比べて、公官庁の職員が多いそうです。
民間組織は、ギリギリの人数でやっている。「だからなんだ」と言われそうなのでここまでにしますが、自分が伝えたいのは、本当に必要な人財をどこへ投入するか、です。人にも、労働にも国内だけで賄おうとすると限界があります。

この国は2030年になると、今よりももっと外国の人々に労働という形で助けてもらわないと回らなくなります。今からもっと採用していかないと。
その時に非正規とか言っていられるでしょうか。
私は違うと思います。
ただ・・・今この瞬間でそのテーマを切り取るにはタイミングが悪すぎます。
企業の体力が一気に落ちている。首都圏を中心に緊急事態宣言を出すと言っているし。
仕方ないんです、わかります、でも経済が止まる。
そのエリアの消費量、経済を動かす力を他のどこもカバーが出来ない。
すべて集中してますからね。

日本の企業活動は今まで”作れば売れた時代の流れ”でずっときました。
「うちは違う」という向きもあるでしょう。
でも、俯瞰してみると、きっとそうなんです。

パソコンに使うDRAMメモリを一生懸命量産して、単価を下げ続けた。
世界一の技術力を持ってシェアは世界一です。
結果としてどうなったか。破綻しました。ウソのような本当の話です。
コンピュータに欠かせないメモリが・・・ですよね。

あのIBMがパソコン事業を手放しました。
その日、私は愕然としましたが「そういうことか」と納得もしました。
手がかかる割に儲からないから。儲からないですよ、パソコンだけ売っていたら。

今は企業が5年先、10年先のビジネスモデルを可能な限り予見し、それなら今何をしなければいけないのかを真剣に考えるべき時です。
資本主義経済ですから横並びを言っている場合ではないです。強い企業はより強く!他は足を引っ張るのではなく、そのパワーは健全な方向に伸ばしましょうよ。「どうすれば稼げるか」と。
これはメディアも同じです。足は引っ張るんじゃなくて、伸ばす!
そりゃ平等がいいですよ、それを求めることに異論は唱えるつもりは”ない”です。
しかし、税収を考え、稼いだ企業にはきっちり収めてもらい、国を安定させないと。
なのに”借金大国になったのは誰のせいだ”なんて言っていてはいけません。
私は政治批判はしません、世の中がどうのなんて偉そうなこともいいません。

今大切なことは、企業としての体力をつけながら、新しいことへの挑戦をして国力を上げていくこと。また、そういう人財を育てる組織は欠かせません。
自力をつけていきましょうよ。

そうしないと日本人が本当に絶えてしまう。
”純日本人”とかそんなことは、このグローバルな社会ではどうでも良くなってきます。
それを言っていたら、本当に日本が絶えてしまうから。
自分たちの次の世代が、もっと安心して子供を育てられる国にしたいなあ。
一生懸命に、
頭使って考えて、
動いてみて検証して、
ダメならもう一度考える。その繰り返し。
それができるのは今しかないように感じてしまうんですが、どうでしょうね。

さあ、明日もきっといい1日になる!

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