重いタイトルですがそんな話ではなく、自分の趣味の話です。
といっても、日曜日にロードバイクで走った仲間はちょっと凄すぎる面々。
誘っていただいて、9時から15時半までみっちりと走りました。
いつか走れたらいいなあ、と思いながらちょっと次元の違いを聞いていたので気後れしていました。こちらからお願いしてついていけないと迷惑になってしまうと考えたので。
さて、速い方と走る時、力の差がありすぎれば別ですが、少しついていけるくらいなら腿が釣りそうになっても食らいつく。
これを何度もやらないと強くなれないんです。
で、諦めたら、そこでおしまい。
大人になってから、ちびりそうになるほど頑張ったことありますか?
なくても全然いいんです。今日の話では、それ自体にあまり価値はないですからね。(違う側面ではめちゃくちゃ大事です)
ただ、自分が大切だなあ、と思うのはそんな次元に連れて行ってくれる仲間がいるということ。
無言、有言のプレッシャー。
年齢は言い訳になりません。自分より年上の人たちに付いていけないから。
これが面白くて、年齢じゃないんです。
かといって、歴が長いからといって強かったり、速かったりするかといえばそれも違います。自分はもう25年、バイクに乗っていますが、決して速くなく皆さんの後ろからついていくのがやっとです。
生まれ持ったものの影響が多い競技とも言えますが、60歳でゴルフを辞めた社長がいます。この方、すごい方だったんですが、そんなことは全然知らずに仕事で訪問したときのことです。
夏、訪問したら腕の日焼け跡が妙に上で、自分と同じような焼け方。
そこで
「社長、自転車乗るんですか?」
「ああ、ちょっとね。」
そのあと商談をして帰ろうと思ったら
「ちょっと面白いもの見ていかないか」
と言われ、別の建物へ。
扉を開けると、いかにも高そうなロードバイクが・・・。
目線を上げると、んっ?トロフィーに賞状にゼッケン?
えっ?乗鞍で優勝?
そうなんです。その方は乗鞍ヒルクライムレースの大会で年代別優勝をされた方だったんです。賞状に書いてあるタイムを見て唖然。速い・・・。
「社長、すごいですね。自分も出てましたが存じ上げず、失礼しました。」
「別にいいよ、年代別で優勝しただけだから。」
「・・・」
「今度さ、一緒に走ろうよ。志賀高原から野沢へ行ってさ。○#%&#。」
何を言っているのか当時の自分にはわかりませんでした。それぐらい言ってるルートがすごい。それを午前中で帰ってくるという。
もちろん、丁重にお断りしました。
生まれ持ったものが違うとしか言いようがないんです。
60歳までは自転車に乗ってなかったと言いましたから。
まあ、そういうツワモノは別として、いまの自分の状況を進化させるには”あと少しの我慢”をして自分を1cmくらいずつでも伸ばしていくしかないですね。
精神的にきついという状況は別です。それは、逃げるという手段で状況を打破してください。特にハラスメントの場合は、です。
体力の話であれば、あと少しの我慢をして1cmずつ伸ばしていくと、さてどれくらいで1mになるでしょうか、みたいな話です。
なかなかそんなうまい具合には行かないにせよ、自分を強くする事ができるし、その中で新しい自分を見つけることもできます。
「あれ、こんな風に走れるんだっけ?前と違うぞ!」
とかですね。
自分の体のことを一番知らないのは自分だと思っています。
ドックに行くとびっくりしますよね。(^^)
だから、いつもと違うことをやってみて、自分がどんな受け答えや反応や、体力面ならどこでエネルギーが切れるとか頑張れなくなるとか、を知ることです。
これを知っていれば、成長がわかります。
自分を見つめて、特性を知り、進化を楽しめれば、年齢なんて関係なくなりますね!
さあ、明日もきっといい1日になる!