今日も絶好調!

人は壊れやすいもの。

人は気をつけないと、すぐに壊れる弱い部分をはらんでいると思います。
いろんな意味で壊れます。人を罵倒したり、追い込んだり、嫌がらせしたり。そしてうつになったりして。
新型コロナウイルスが全世界を覆い尽くすようになり、そういう話をよく聞くようになりました。
とはいえ、暗い話をするつもりはないんです。
自分が30代のころに当時会社のナンバー2のポストの人がうつになりました。
その時は「なぜあの人がそうなるのか」が全くわからなかった。いつもパワフルでポジティブで責任感が強くて、面倒見が良い人。
しかし、自分も年数を重ねて責任ある立ち位置になると、毎日プレッシャーを感じています。特に今年はまずい。
気をつけないと自滅していくことを知っています。勝手に壊れていきます。

そんな時に感じていないといけないのは、自分にプレッシャーがかかっているという自覚だと思います。
例えば、毎日夜10時過ぎまで会社にいて、それを半年以上続けたら自分は確実に壊れます。経験でわかるんですよね。
これを「甘いわ」と言う人もいるでしょう。
自営業の方々とはまた違うサラリーマンならではプレッシャーもあると思います。どっちが楽かなんてわからないし、それぞれがそれぞれの責任を背負っています。
その時に常にみていないといけないのは、自分は今ポジティブか、自分はもっとできると信じ込んでいないか、自分を信じるあまり無理なことをしていないか、その他にもいろいろあると思いますが、その度を越すと壊れてしまう。
そんな弱いところがあると思います。

先のナンバー2の方は、真面目で面倒見が良い、責任感が強くて・・・危ないですよね。業績が行かないのは自分の責任だと背負ってしまう。
自分ひとりが何かをしたところで変わらないことは多い。
組織で動いていますから、旗振りが正しかったとしても、外的要因で簡単に変わってしまう。高度成長期とは違いますから、動けば業績が上がる時代ではなくなっていますよね。とても舵取りが難しい時代になりました。

自分なりの結論は、業績の責任を取れと言われたら取ります。
ただ、それは業績の責任なら倍返しすることで責任を果たす。それが責任を取るということでしょう。
難しいのは、市場が成熟し、世の中のスキルが全体的に上がっている中で、今まで以上に今までの製品をどう売っていくかです。

一つは、自分が入社した30年前と同じだけ汗をかくしか道はないのでしょう。
答えはお客様にある。お客様の声を聞いて、求めているものを知り、その声に答えられるものを提供する。
ただ、この提供する仕方を30年前と変えたら、きっと道は拓けると思います。
それを考えて、フィールドとインサイドとでどう展開するか。
これがこれからのビジネスモデルだと思っています。
とはいえ、これも短期の策であり、もっと別のことを考えていかなければ業績の向上は見込めません。業績=売上ではなく、粗利、ですが。
いろいろ考えると、いろいろなことが見えてきますね。
だから商売はたのしい、そう思います。

さあ、明日もきっといい1日になる!

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