今朝のラジオで言ってました。
人と比較するから自分が惨めになったり、虚しくなったりして、時には自分の運命すら恨むようなことになる、と。
これって、とてももったいない話です。
羨ましいと思っているうちは絶対にその人を追い抜くことはできません。
自分は勝ち取るものだと思っています。
かっこいいように聞こえますよね、そうです、かっこいいんです。
羨ましいと思うことは、人だからありますよね。
でも、それで良いことなんて無いんです。
そもそも、なぜ羨ましいんでしょうか。
その人だって苦しいことだってあるかもしれません。辛いことも悲しいことも。
その人にはその人の悩みは必ずあります。
人をさげすんだり、妬んだり、まして裏切ったりしたら、絶対にいいことは起きません。
世の中は、そうなっていると思います。
だから、誰かに嫌なことをされたり、裏切られたら、きっとその相手はもっと辛い目に遭うでしょう。そういう風にできていると思います。
なんかお坊さんの説法みたいになってますね(^^)。
誰かと比較する人生ほどつまらないものはないと思います。
「お前だからできるんだよ」
と言われたことがあります。
「自分ができることは、あなたにもできる」と言い返しました。
そう、自分は大した人間ではないですし、頭を真っ白にしてやってみたらできた、みたいな話がほとんどです。
人と比較する前に、自分自身を客観的に見て、どうありたいのか、それには何が足りないのか、どうすれば良いのか、を考えればなにか見えてきますよね。
前にも書きましたが、お客様の社長から２０年以上前に言われた言葉。
「君の土日でムダにしている時間を俺にくれよ。本を読みたいんだよ」
この言葉の意味が今はよくわかります。
だからペースは早くないですが、コツコツと読んでいます。
同じようなジャンルの本を何冊か読むと物事が立体的になって、よく理解できるようになりますよね。
そうすると判断する軸ができてくる。
こういうことを言いたかったんだろうなあ、と時々感謝しながら思い出します。
入社以来、本当にいろいろな方々に（お客様も含めて）ヒントをいただきました。大きな失敗もしました。そのたびに助けてもらいました。その過程のことがすべて自分の糧になる。だから失敗することも必要なんだなあとわかりました。
安全な道をたまたま歩いてきてしまった人がいます。業績もとても良かった。
そうすると、コロナのこともあって業績がガクッと下がったりしたらイレギュラーに慣れていないので対応ができない。こういう人が上司になるとなにか起きてもジャッジができないんですね。
これを目の当たりにした時にも、自分は感謝しました。そういうことか、と。
いじめれば、いじめられる。
逃げれば、追われる。
指をさせば、自分も指される。
まあいいや、で済ませると、どうにもならない形で返ってくる。
人を裏切ると自分も別の場面で必ず裏切られる。
こういうことって本当にあると思います。
罵声を浴びせ、こき下ろした人には絶対に何かが起きます。
それに気づいてからは、常に穏やかでいたいなあと思います。
思っています、できてませんけど。良くないよなあ・・・。
さあ、明日もきっといい１日になる！