今日も絶好調!

人に仕事を教えるということ

このことに悩んでいる人がいました。
もっとも悩まない人がいたら聞いてみたいですが・・・。なぜ難しいかといえばマニュアル化されているものばかりでないからですよね。特に日々変わるようなこと、”臨機応変”を求められる業種、業務は難しいと思います。
その時々の判断が必要ですから。

そんな中で「そもそも念頭に置かないと失敗する」ことがあると思います。
私は逆に「なんでお前はできないんだ?」「そういうふうに考えるか?普通。」という言われ方をして随分落ち込んだ記憶があります。自分が教えるときには絶対にやるまいと決めています。教える時に意識すること。
1.教える人は自分が偉いという勘違いをしないこと。
 →経験値が多いだけのことでしかない。大した話ではないので。
2.”あたりまえ”だという発想で教えない。
 →これはよ~く気をつけていないと、レベルがあっていないため全然噛み合
  わないということがあります。
3.理解したかどうか、やらせてみる、言葉にさせてみる。
 →これをやらないとただの押し付けになります。

とはいえ・・・教わる側の姿勢はどうでしょうか。
斜に構えて来られたら、何を教えても、丁寧に教えてもこれは理解いただけません。また、イチから教えたのにメモも取らずに「わかりました。できます」という人。私は信用しません。
仕事を覚えるために、ケース・バイ・ケースの対応をするためには基本が大切です。アルバイトではないので、基本を覚えたらそこから自分ナイズしていけばいい。頭の中だけで覚えられることなんて大した量ではありません。
でも、最近はそういう人が多いんです。これには閉口します。

仕事に取り組む姿勢は、もちろん評価の対象です。
新型コロナがでてきたために、国内も”成果評価”を採用する企業が増えてきました。これは、実績を数値化し、比較、評価するもの。
私は営業部門なので、一目瞭然です。
が、今までの経験が邪魔するのか、プロセス目標をやって「自分はやりました、成果が出ないのはプロセス目標の立て方が悪いからだ」という輩が出てきています。これでは経営が成り立つはずはありません。
ですから、数字で白黒つけるというのが非の打ち所がないというわけですね。
ただこれも、担当している市場が悪いだの、持ってるお客様が良くないだの、といろいろ不満を持っている人もいるようです。

ここまで書けばわかりますよね。 
自分に問題があるという意識の欠落です。そういう人は大変申し訳ありませんが、会社の成長の役には立ちません。
でも、「じゃあ辞めて」とは言えないので、先の1~3で指導するしかない。
その時に、自分はフラットな気持ちで、目的とやり方をわかるように伝えたか、伝わったか、を確認することを忘れてはいけませんよね。
これでダメなら、配置転換するしかないんです。

自分もそうですが、人には得手不得手があり、どうしても苦手でクリアできないことはある、クリアできても時間がかかると思います。
直感的に分かる人は「あたりまえのレベル」が私とは違うので、どうしても差が付きます。これは努力しても難しいと思います。
困って前を向けないときは、”今、この瞬間”のことだけを考えます。これは効果ありますよ。昨日とか先のことなんて、変えられないし、どうなるかなんてわからないから、”今”のことだけ考えましょう。これで自分は、自分自身に何度も救われてきました。

さあ、明日もきっといい1日になりますよ~!

-今日も絶好調!