自分は32歳のときに、このことの大切さを痛感しました。
以前書きましたが、カナダへ行ったときの出来事です。
海外で出会った人で、年齢はずっと自分よりも上でしたが、唐突に「どこの会社で、どんな仕事をしているのか」聞かれました。
でも、海外でどこに勤めているとか関係あります?
その人は某有名スポーツ用品製造販売会社の専務。たしかに日本に居たら、絶対に会うことのないような方です。
私はその後のやり取りも自慢話のようなものばかりで、その人に失望し口を利くことさえ嫌でした。
カナダでは現地に移住された方を訪ね、会った皆さんそれぞれが気さくにいろいろ話をしてくれました。いろいろ教えてくれたり、考え方を聞いてくれました。その人達もまた日本で会うことは殆どないような人(著名人)たちばかりで・・・。
さて、自分はサラリーマンで、営業で、一つの会社でずっと生きてきたので、その狭い世界でしか自分を測ることができません。その会社のルールや常識の中で生きてきてしまいました。
これは、・・・まずいですね。そういう意識はあります。
客観的に自分という人間を見ることができたら良いのですが、”自分はどういう人なのか、他の人からどう映るのか”です。人の目を気にするということではなくて、傍から見ると自分はどんな人間に見えるのかな、と。キャラのことも書きましたが、真面目で堅物に見えるようです。
人の評価は気にしないけど、世間の常識と比べて少なくとも道から外れていないかの尺度は必要だと思うんです。
仕事で身につけた礼儀、話し方、接し方に加えて「普段何を考えているか」が大切だと思います。
難しい話は無しにして、他の人から見たら自分は何が足りていて、何が足りないのか。こればっかりは自分を俯瞰してもわかりません。
自分の人生だから、自分がどう生きるか。
更に充実させるために、自分は何を足せばいいのか。自分のあたりまえレベルを上げていきたい。
そのためにも自己肯定をして、自分に自信をもち、正直に生きよう、と。
マイナスなことに引っ張られてくよくよしている時間はもったいないと思います。それよりも一歩踏み出してみることが大切ですよね。
また「嫌なことは嫌だ」でいいかも。
何事も一期一会。
出会いを大切にし、常に後悔しない自分でいたい!
さあ、明日もきっといい1日になる!