ラジオで聞いたことがあった話を直に体験した。
無償だけど、ものすごい価値があってお金で買えないもの。
自分の息子が家にいて就職しようか考えている時、いつもお世話になっているバイクショップの店主が「うちに来るように言ってみな」と言ってくれたので行かせた。
すると、仲間のところへ連れて行ってくれて、いろいろな話を聞かせてくれたらしい。
高校卒業してお金貯めて、海外に自転車だけ持って出掛けた女性の話(お金を取られたり腹痛で死にそうになったらしい)や日本一周してきた人の話や、革職人になりたくて修行して工房に努めていて今は自立して店を持っている人などなどすごい話ばかり。
自分のようなサラリーマンとは見てきた世界が違う。
そして今もそれが続いている人たち。イキイキしているからとても清々しい。
その人たちに合わせてくれたことをその”ある人”にお礼をしたいというと「これは俺がそうされてきたことで、もし何かを返そうとするなら同じようなことを困っている人にしてやってくれ」と言われた。
同じころラジオで同じような話をしていたが「恩送り」というらしいですね。
自分の視野などは所詮しれていて、他のいろいろな経験をしてきた人たちと話をすると愕然とすることがある。
もちろん自分とてサボっていたわけではないけれど、組織の枠にハマって生きてきた人間とは違うんです。
これでもトンガッてる方だと思いますけどね。
自分の生きざまを振り返りながら、出来ていないことでもっと楽しそうなことには積極的に飛び込んでみることが大事だと思う。
いや以前からそう思っているけれど、なかなか出来なかったりそのことそのものが見えなかったりする。
でもチャンスの神様には前髪しかないから、ここぞと思ったら飛び込まないと一生後悔すると思う。そんなチャンスは絶対に逃さないようにしたい。
さあ、明日もきっといい1日になる!