今日も絶好調!

無力さを知る

今日は会社の同僚からショッキングなことを聞いた。

夏休みも終わろうとしている土曜日のことだったらしい。
ショックで書こうかどうしようか考えたが、何かできることがあればと思って書くことにした。

その子は、同僚の友達の子で自転車で親戚の家に行ったらしい。親は車でその後を追っていた。といっても、自分で行きたいという子供のあとから出たということ。

その帰り道、15歳の少年は1人で先に出て山を登り、山を下りて行ったらしい。少し後から親がその山を下りていくと警察が事故の検証をしていたらしい。そこには息子の乗っていた自転車があり、聞いてみるとすでに運ばれた後だという。状況はわからないまま搬送された病院へ行ってみると既に心肺停止状態だったらしい。状況は、左カーブを曲がりきれず転倒し、その時に折れた肋骨が肺に刺さってしまったようだ。運悪くその時に宅配便の車にぶつかってしまい大怪我になったようだ。

自転車に乗るものとして自分が思うのは、車の免許を持っていなければ道路交通法は知らない。
さらに大抵の場合自分の自転車がどれぐらいのスピードを出していた時にどれぐらいの距離で止まれるのか、これを確認している事はないだろう。
また、長い下り坂になると状況は一変する。

先日、標高2,000mから一気に山を下ってきたときには、ホイールが熱を持ち、ブレーキの効きが極端に悪くなったこと、ホイールが膨張しているのを感じた。市販の100,000円程度の自転車についているブレーキなら、もしかしたら効かなくなるかもしれない。そこまでの長い坂ではなかっただろうけれど。
でも、そういうこともあると誰か教えてあげただろうか。

もしできることなら、そういった自転車の乗り方講習会のようなものをどこかでできないものかとかねてから考えていたし、県にもそういう話をしたことがあるが未だ実現していない。ショップがたまにやっているが、もっと何か企画できないだろうか。
車道を走れと言っている以上、どんな危険があるのか教えることも義務だと思う。
やりきれない気持ちでいっぱいだ。

さあ、明日は事故のない1日になりますように!

-今日も絶好調!