自分が大切にしているもの、こと、考え方。
いろいろありますが、時にそれがとても邪魔になるようなこともあります。
それは、「過去に同じ仕事をしていた先輩には、反対意見が言えない。」
これは不思議なのですが、先輩は数々いて基本的には体育会系なので先輩は絶対なのですが、それでも会社組織の中では意見もします。
しかし、会社に入ってからのそれはさらに呪縛のようになりました。
理不尽なことでもハイと言ってしまう。これは苦しいですよね。
そんな呪縛から自らを解き放ち、自分の考える方法論を展開する。
もちろんうまく行かないこともありますが、独断専行ではやらないので失敗は少ない。
これが自分のスタイルなのです。
持論は展開しますよ。
でも、それをきっかけとしてメンバーと議論する。
現場をより知っているのは私ではありませんから、いろいろ教えてもらうんです。その中から合意できる案を引っ張り出せれば、合議で決めているから展開しやすい。それを大切にしています。
組織ですから、明らかに失敗しそうなことを言うマネージャーがいます。
そのときには、他のマネージャーに意見をもらいます。
「あなたならどうする?」
聞かれたマネージャーは、違った意見を話してくれます。
これがお互いにとっての学びになる。そう思います。
きれいごとで組織は動かない。ましてコロナ禍の現在は絶対の策などはない。
だから、マネージャー間で意見を出し合いながら、有効だと思われる策で走る。結果がすべての世界ですから、やってみて、まずければすぐに修正する。
いろいろなやり方でやってみて、最適解を探すことを毎日繰り返しています。
”最適解”なんてきれいごとですけど。そこに近づければいいと思います。
話は違いますが、自分が生きていく中で、意見交換したり、最適解を探すための議論をするということが貴重な時間だと知っています。
例えば、会社組織に属せず、自営業の方はどうだろうか。
自分で最適解を探していく。もちろん、失敗も多いと思う。組織にいると、いろいろ試すことが出来るからそういう点では恵まれている。
しかし、10年後。
自分はどうしているだろうか。今に集中しているので、あまり考えない。
でも、出来ることならいろいろな人達と交流しながらもっと広いフィールドでそんな話ができていけたらいいと思う。
年齢も経験も学歴も全く関係ないところでひとつの目的を果たすために前向きな議論を繰り返しながら前進し続ける。
そんなことを考えています。
さあ、明日もきっといい1日になる!