7月末には、日産自動車6700億赤字とか〇〇会社希望退職者550人募集とか吉野家150店舗閉鎖とか、暗い記事をたくさん見ました。
なんともやりきれません。
私の務める会社も2008年に希望退職者も募っていましたが、いわゆるリストラをやりました。
いい人が結構辞めていきました。
見ていて辛かったから「二度とこんな事にならないようにしよう」と強く思ったのも12年経っていますが、まるで最近の出来事のようです。
しかし、いまこの新しいウイルスによって世界中が危機にさらされている。
目に見えないとても小さな生き物によってです。
献血に行った時に、問診の先生に聞きました。
「コロナが収まらなくて困りますね」
「インフルエンザなら夏になれば収まるけれど、これは収まらないよ。インフルエンザウイルスは空気中で長く生きられないけど、やつは違う」、と。
インフルエンザウイルスは「シベリア、アラスカのような北極圏に近いところで凍った湖や沼の中に潜んでいる。春に渡り鳥(カモやガンなど)が繁殖のために戻ってくると、ウイルスは餌とともに水鳥の体内に潜り込み増殖する。しかし、渡り鳥はウイルスと共存できるため発症しない。
鳥が繁殖地と越冬地を移動するときに糞をします。ここからウイルスが拡散し、哺乳類の豚に取り込まれると人に感染しやすくなって、冬になるとインフルエンザが流行するという説が有力のようです。
コビッドは熱帯地方でも流行っていて収束するような気配はない。
と、暗い話ばかりしていても仕方ないので、自分は”今できること”に注目しています。将来こうなるだろうなあ、と思った未来は目の前で起きている。
例えば、スマホに話せばメールが、メモが、がかける。音声入力ですよね。
これ、iPhoneでやってます。使ってます。普通に話すだけでどんどん変換されていく。すごいですよね。
この先起きてくるのは、AIが進化して、企業が必要とするデータは「こういうデータがほしい」を明確に入力すれば出せるようになる。
自動運転車は普通に道を走る。
オンラインで普通に商売できる(商談から契約まで)ようになり、デジタル社会がフルキャッシュレスで回るようになる。
そんな事になったら自分たちの仕事はどうなるか・・・。
何も変わらないですね、きっと。
人の能力が突然スーパーコンピュータにはならないし、判断力がすべて正解を選べるようになることもない。
でも、お客様の仕事をもっと効率的に回せるように、もっとお客様のことを勉強しないとダメですよね。仕組みを考えて「これなら効率が上がりますよ」と提案する。
お客様が気付かないことも外部の人間だからこそ見えるときがあります。
そう、あたりまえになっていることは、変えようというバイアスは働かないんです。
一番考えないといけないことは、労働人口が減るということ。
だから、仕組みを進化させて、ルールを変えていくことで人の介在するところを減らす。人はもっと、思考する、クリエイティブなことに力を入れる。
何かワクワクしませんか?近未来と言っていたことが目の前で起きてきている。
さあ、明日もきっといい1日になる!