仕事をする上で”戦う相手”はもちろん競合先である。
でも、その前に戦うべき相手がいるのではないだろうか？
その相手は、”自分自身”だと思っている。
ここまで（31年ほど）営業をやってきて「あの時社長にこれを聞いておけばよかった」「あの時もう少し良い提案ができたのではないか」、そういった不足の積み重ねが最近気になる。それらはそのときどきにやり残したこと。
もう一つ気になっていることは、自分が商談とか社内での打ち合わせの中で言えばいいのに言わなかったこと。
これは必ず後になって後悔する。(後悔している)
そうは言っても、慎重になることも必要ですよね。
でも「あの時、ああ言えばよかった、こう言えばよかった」の”あの時”はもう帰ってこない。では、どのようにすればいいのだろう。
自分なりの答えは”いまこの瞬間、瞬間を丁寧に物事を考えて、勉強したり、社内で議論をしたり、お客様にいろいろ聞いたり、提案したり、・・・。”その経験値を増やして対応力をつけておくということではないだろうか。
いろいろな本に、適切な判断力、スピードが要求される、と書いてある。しかし、その判断が適切かどうか。じっくり、かつ速く考えるには訓練がいる。
すべてお客様を主軸とし、自分を磨くいていくことがとても大事だと思う。
”企業人”であるけれども、その前に1人の”人”として短い人生の中で任された仕事をやっている。
それならば、逃げずに結果をひとつのバロメーターにしながら、悔いのないような仕事をしたい。
人生１度きり、我慢していて後で後悔するのではあまりにももったいなさすぎる。
さあ、明日もきっといい１日になる！