趣味で自転車を始めてかれこれ２５年になる。
始めた頃はヒルクライムで速くなりたくて、毎週のように坂を登り、朝早起きして近所の山へ走りに行ったりしていた。
でも、自分がイメージしたようには速くならず、なんとなくつまらないなぁと思うようになっていった。最初の頃はゴールした時の達成感や下りながら「ここ上ってきたのすごいなあ」と感激もした。でも、速くなれない。
そんな時に仲間に言われたのは「何と戦ってるの？」という言葉だった。
よく考えてみれば、自転車に乗り始めたのは自転車の速度で見える景色を楽しむためだったのがきっかけだった。そのためには長い距離を走るための体力をつけないといけない。そのためにヒルクライムは始めたものだった。
このままでは自転車が嫌いになるかもしれない・・・。
それから物の見方を変えてより長い距離を走れるように体力をつけた。大会で言えばロングライドに転向ですね。いや転向なんてかっこいいものではないけれど。
で、ロングライドで１００ｋｍの大会にも出てそれなりに満足したけど、でも結局１００ｋｍはいつも走っているから自分にとってロングじゃない。さてさて。
趣味で長い時間自転車に乗るとか考えながら、同じ趣味を続けるためにはその目的がとても大事だと思う。まあそんな難しい話でもないんだけど。
自分は、休日に自転車に乗ることで平日とのバランスを取っているつもり。
平日は運動できないし、頭使うから休日は頭使わず体を使っている。最高のリフレッシュになっている。
今は、トライアスロンで去年の自分よりも体のキレがあるかとか３つの種目の中で１つでも去年のタイムを上回っているかどうかを見ている。
平日に時間を作って練習しないと満足行く大会にならない。
やっと泳げて、なんとかバイクで走って、ランはごまかしながらではつまらない。それなりにかっこよくこなしたい。
そうなると結局練習しないと・・・。テーマ決めて、楽しんで練習することが大切だと思う。
プロではないからこの先で「年齢による衰え」とかそういったことを理由に挑戦することを止めるようなことだけは避けたい。
さあ、明日もきっといい１日になる！